子どもたちとまちをつくっていきたい。
まちづくりに子どもたちの声を生かす。子どもたちに「私と社会はつながっている」ということを実感してもらう。これからの10年のまちづくりの指針となる第5次総合計画の策定は、そのための大きなチャンスと考えました。
そこで、総合計画をつくるにあたり、子どもたちの声を聴くことにしました。2019年の夏、小学生と中学生から「古賀市はこうなってほしい!」との思いを作文で募りました。1200を超える応募があり、私や市役所の幹部職員は全て読ませていただきました。さらに、子どもたちと私自身が語らう対話集会「コガトーク」も開きました。子どもたちは本当によくこの社会を見ている。そして、考えている。そう実感しました。私たち大人にとっても重要な学びの機会になりました。
私たちに求められること。いまの古賀市を築いてきてくれた先人の皆さまに感謝し、継ぐべきものを確実に継ぎ、時代の変化に即応し、新たな価値を生み出しながら、次の世代につないでいくこと。長期的な思考で、私たちの選択が未来の世代を犠牲とすることがないよう、賢明さを追い求めること。こうした前提に立って、この不確実性に富んだ困難な時代を乗り越え、未来の世代のために、持続可能な社会をつくっていきたい。
すべての人が尊重し合い、未来を拓く子どもたちが輝く。すべての人が地域で支え合い、健やかに暮らせる。産業が暮らしを支え、地域をつなぎ、すべての人が豊かさとにぎわいを感じられる。都市基盤と環境が調和し、すべての人が快適で安心して暮らせる。すべての人がつながり、考え、創る、みんなが主役のまちへ――。
古賀市は子どもたちからの提案を生かし、まちの未来を切り拓いていきます。
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古賀市はチルドレンファーストの理念に基づき、2022年度から10年間のまちづくりの指針である第5次総合計画を策定するにあたり、「みんなで描く古賀市の未来」をテーマに小中学生から作文を募集。対話集会「コガトーク」も開催しました。
このたび、作文集が完成しました。子どもたちの思いがしっかり詰まっています。
このブログ冒頭の文章は、作文集の私のご挨拶。今後、各学校に配布し、図書館や市役所にも置きます。ご協力いただいた皆さんに感謝します!
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福岡女子大学のキャンパスはいつ来ても心地いいですね。素敵です。17日、開学記念式典が開催されました。来年が創立100周年!
古賀市は私の市長就任後、福岡女子大学さんと包括的連携協定を締結。今年度から10年間のまちづくりの指針である第5次総合計画の基本構想策定でもご協力いただきました。この日は、今年度から新たに設けられた女性リーダーシップセンターの豊貞佳奈子センター長と次につながるお話もでき、有意義でした。
センターのHPはこちら!
なお、記念式典では、県議会から2011年初当選同期の仁戸田元氣副議長が挨拶されていました。同期の活躍はうれしい!
夕方には、福岡県選出の財務副大臣、大家敏志参議院議員の政経フォーラムが福岡市内で開催されました。麻生太郎元総理、茂木敏充自民党幹事長のご講演もあり、大変勉強になりました。引き続き、首長として国の動きをしっかりと捉え、連携させていただきながら自治体を経営していきます!