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子ども政策を強化し、安心して子育てできる社会へ

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2023年最初の上京!

 

子ども政策を強化し、お金を気にせずに子育てできる社会へ。「都市の未来を語る市長の会」が11日に開催され、子ども子育てについて全国の有志の皆さんと意見交換。今年4月のこども家庭庁の発足を好機と捉え、18歳までの医療費無料化などについて政府に実現を強く求めることで一致。

 

 

私も発言し、①家計の心配をせずに子育てができる環境をつくること②社会の価値観の変容を捉えた制度を構築する重要性ーーについて申し上げました。選択的夫婦別姓や生殖補助医療などの制度改正も求められます。国家が責任もって決断してもらいたい。

 

今回、慶應義塾大学医学部名誉教授で元内閣官房参与(少子化対策・子育て支援担当)の吉村泰典氏を講師にお招きしました。

 

 

諸外国との比較も示しながら、日本の出生率の低下は有配偶率の変化が影響しているとの指摘は、私のかねてからの問題意識と重なり、これをクリアにしてもらえました。

 

 

また、この会合に先立ち、古賀市のまちづくりについて、関係省庁に要望活動を展開しました。

 

   ◇

 

これから乗る飛行機の奥から朝の陽光。こうした瞬間が過密日程の中の心身の癒しですね。前述の市長の会翌日の12日朝の羽田空港。早起きしてよかった。

 

 

福岡に帰り、市役所で幹部職員の会議。政府や周辺の動きをタイムリーに捉え、その政治的な背景や学識的な評価も含めて市役所内で共有することが、まちづくりを進めるための組織マネジメントで重要と考えています。年末から年始にかけて知見を得た子ども子育て支援を含めた全世代型社会保障や人口減少・少子化対策について私から幹部職員の皆さんに説明。これからの庁内議論と検討、政策立案に生かしてほしい旨を伝えました。

 

 

さらに、この日は古賀市シニアクラブ連合会の皆さんとの新春懇談会にも参加しました。

 

 

福岡空港から市役所経由で直行。私からは産業力の強化、誰もが健康で安心して生きていける地域社会、チルドレンファーストを軸としたまちづくりの現在地を説明。将来を見据えた公共施設の総量適正化の必要性についても申し上げました。

 

   ◇

 

政治家の身の振り方が話題ですね。私なりの結論は、負託を受ける立場として住民の皆さんに信頼されていることが全て。私がそうなっているかは不断の検証と努力が必要ですが、基本はここにあると思います。

 

そのうえで、日本は民主主義国家として制度が保障されており、多数の立場でも少数の立場でも、政策実現(=課題解決)の観点からは、意思決定者が「為すべきこと」と判断すれば実現することができます。そのためには意思決定者の意思決定を促すための論理性、説得性が重要。ここが本質だと思います。もちろんそのためには、意思決定者の視野が広く寛容さがあることを前提とする必要はあります。


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