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Channel: 田辺かずきのブログ
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健康寿命の延伸を―市老連/手元にある政治へ

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健康寿命の延伸と介護・医療費の削減は国家的課題です。


持続可能な社会を作っていくことは現在の世代の責任。私たち一人一人が健康に暮らし続けること、健康寿命を延伸していくことは、この持続可能性を高めるためにも極めて重要なテーマと言えます。


古賀市老人クラブ連合会の総会が24日開催され、出席させていただきました。挨拶では、健康寿命を延伸していくことの大切さ、福岡県における延伸効果について説明。同じ来賓の奴間健司議長が使われていた説明用のフリップ(古賀市の推計)もお借りしました。


市老連総会1


市老連総会2


なお、小川洋知事は県議会2月定例会で、私の一般質問に対し、健康寿命の延伸により県の介護費用が10年間で814億円削減できるとの試算を初めて明らかにしています。2015年2月17日付ブログをご参照ください。


   ◇


古賀産の甘くて美味しいニンジンジュースが西日本新聞2015年4月25日付夕刊の土曜コラムに紹介されているのを発見しました!


ニンジンジュース


yasutakefactoryさんの逸品でうちの子どもたちも大好きです。まつり古賀や食の祭典といった地元イベントをはじめ、福岡県が6次産業化支援として取り組む展示商談会にも参加していただいています。


農商工3
県の展示商談会に参加していただいた時の様子=2015年2月


まつり古賀26
まつり古賀の「K-1グランプリ」のテントで=2014年11月


「K-1(古賀の一品)グランプリ」などの取り組みもあり、こうした農産加工品が豊かなことも古賀の魅力です。


   ◇


地元の古賀市議会議員選挙は26日、投開票されました。当選された現職や新人、元職の19人の皆さんに心からお祝いを申し上げます。


私はこの1期4年間、古賀市でただ一人の県議として政党・会派にこだわることなく、どの市議さんとも交流するように努め、活動をしてきました。県予算の勉強会を開催し、特に市町村に関わる政策の共有を図るなどの取り組みも進めてきています。


2期目もこうした姿勢を堅持し、市民の皆さんが選ばれた19人の市議の皆さんとともに地域課題の解決のために尽力してまいります。よろしくお願いいたします。


さて、今回の統一地方選挙では投票率の低下があらためて課題として浮き彫りになりました。26日の古賀市議選の最終投票率は49.36%。前回4年前の55.07%から5.71ポイント低下しています。2週間前に実施された県議選が4.11ポイント低下して44.02%だったこと、国政選挙も低落傾向にあることも含め、私たち政治家は深刻に受け止めなければなりません。


政治への関心が長期低落傾向にあるのは、政治に対する諦念や不信が大きく影響していると考えてます。主権は国民にあるはずなのに、「私たちの手元に政治がある(政治家がいる)」と実感できないことが常態化した結果として、完全に離れてしまう方々が出現し、とどまらない。


根本的には、民主主義において政治家は国民(住民)の課題解決のためのツールであることを実感してもらえるよう、政治家が粉骨砕身「身近になる」ための努力をしていくことが最低限必要です。「政治が手元にある」と実感できれば、社会・生活課題を解決するために使う(=住民に代わって政策を立案し、実行する)ことにつながると考えます。


こうした主権者意識を涵養していくためには、18歳選挙権の実現も念頭にまずは次世代に対する教育が極めて重要です。主権の行使を「当たり前化」しなければならない。これとあわせて、既に有権者となっている方々については、世代ごとに特徴が異なるのでアプローチも変わってくると思われます。若年層が全体として投票率が低い傾向にあるとされていますが、中高年層でも投票率が低下している現実も注視しなければなりません。


まとめると、政治家が住民の皆さんの近くに存在すること、住民の皆さんの「声」を政治に反映させること、これらを実感できる可能性を高め続けることが必要。そして、住民の皆さんに主権者意識を持っていただくこと。お互いに頑張っていかなければなりません。


現状を深刻に受け止め、私自身、主権者教育の推進や若年層の政治・社会参加意識向上をはじめとする取り組みの強化・深化に努めます。



がんばろう日本

ささえよう東日本

伝えよう古賀の心



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