健康づくりと介護予防を推進するため、自治会として先進的に取り組んでいる現場を視察させていただきました。
地元・古賀市は自治会単位でのヘルスステーションの運営を広げるための事業を進めています。26日に訪問したのは、市内でも先行している自治会のひとつ、舞の里1区集会所。多くの地域住民の皆さんが参加されていました。
運営には、地域住民の皆さんだけでなく、予防健診課をはじめとする市行政の方々、福岡女学院看護大学の学生さんやボランティアの健康づくり推進員さん、食進会の方々が連携。特定健診の受診向上に向けたきっかけづくり、人と人とがつながる地域の輪づくり、そして、地域包括ケアシステムの具体的な展開に向けた大きな可能性を実感できました。
私も現場で骨密度や体組成、血圧を測定。いずれも30歳代として標準との結果を得られ、ホッとしました。
こうした先進事例を福岡県内の各地に広げていくことも県議の重要な仕事だと思っています。この日の現場で学んだことをしっかりと生かしていきます。
なお、健康寿命延伸に関連して、福岡県における介護費削減の試算が私の県議会本会議質問によって明らかとなっています。試算によると、健康寿命を長くすることで福岡県の介護費用が10年間で814億円削減(1年当たり約81億円)でき、これは県の2012年度の介護給付費約3300億円の約2.5%に当たります。詳細は2015年2月17日付ブログをご参照ください。
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27日は県議会へ。所属会派の政策審議会・企画会議で、6月定例会に向けた知事らへの代表質問を考案。また、障がい者の方々の地域生活を進めるための支援体制の整備について、国の方向性や県の現在の取り組みを踏まえながら、行政担当者と意見交換も。
その後、上京。民主党本部で開かれた党青年委員会の役員会に副委員長として出席し、今年度の活動の方向性について意見を出し合いました。全国各地の同世代の皆さんと交流できる機会はとても大切。引き続き、しっかりと取り組んでいきます。