最近、考えを問われることがあるので、触れておきます。
政治家として、所属する組織の支持率は確かに気になりますが、支持率がどうあろうと自身が共有してきた組織の理念と基本政策を大切にすべきであり、自らの言葉をもってして広く多くの皆さんと共有できるように愚直に全力を尽くすべきであり、そのために「個人の政治家」として組織の支持率だけに左右されないよう、生きる全ての時間を使って不断の努力をすべきと考えます。おそらくこれは民間企業でも同じです。
筵内区のなの花祭りでは地域の皆さんと一緒に踊って交流=2018年3月18日
なお、私は地元でこの基本姿勢を大切にし、誰よりも「民主主義の道具」として住民の皆さんに身近であろうと努め、「政治が手元にある」と実感していただけるように活動しています。
誰よりも政治活動の報告書を発行し、誰よりも早朝の駅に立ってこれを配布し、誰よりも地元の行事を回って多くの皆さんと交流し、誰よりも住民の皆さんとの「対話」の機会を創出し、誰よりも議会における政策形成のための提案を行う。
自分自身の選挙のために地域を回るのではなく、民主主義のサイクルを成立させるために地域を回っています。引き続きのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
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4月27日は上京。いつもながら強行日程です。
民進党の全国の地方代表者が集まる会議に、全国青年委員長として出席。私も意見を申し上げました。昨秋の衆院選後、「地方」の声を積極的に丁寧に聞き取り、党の運営に確実に反映してきたことが、民進党の最大の「進化」と確信しています。この半年、大塚耕平代表や増子輝彦幹事長をはじめ執行部の皆さんには本当にご尽力をいただきました。
この組織風土をしっかりと新党「国民民主党」につなげます。5月7日の設立大会、私もしっかりと準備をして臨みたいと思います。
なお、同日夕方は、地元・古賀市の認定農業者の皆さんの総会が開催されました。毎年参加をさせていただいていますが、今年は上京のため残念ながら参加できませんでした。私からはメッセージで思いをお伝えしました。
【メッセージ】
総会のご開催、まことにおめでとうございます。認定農業者の皆様には、私たち消費者のために農産物を生産していただき、また、日頃より様々なご意見やご要望をいただき、感謝を申し上げます。
農業はこの国の根っこだと思っています。私たちの暮らしの全ての基本は、美味しいものを食べること。私は県議会で農林水産委員会に所属していますが、希望して入っています。農業政策に全力で取り組むことは、政治の基本と考えています。
都市近郊で農業が息づいていることは、古賀市の大きな強みです。毎年、福岡県が単独で予算を出している「活力ある高収益型園芸産地育成事業」を皆さんに活用していただき、古賀市の農家さんの取り組みからスタートした台湾に確実に輸出できる「あまおう」の生産体制も年々拡大しています。このほかにも、地元の皆さんのご意見もいただきながら、6次産業化の支援や鳥獣被害対策、新規就農者の支援、若手の皆さんの活動サポート、食育・地産地消の推進などに取り組んできています。
今日は、急きょ上京することになり、参加できず、大変申し訳ありません。今年度も、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
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4月28日は朝イチの便で福岡に戻り、そのまま舞鶴公園へ。第89回福岡メーデーに参加しました。
さらに、古賀市消防団OB会総会にも参加し、多くの地元の皆さんと意見交換をさせていただきました。人生の先輩方の話は本当にためになります。