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古賀発の健康増進策「歩く王決定戦」スタート!

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古賀市が生み出した企業連携の健康増進策「歩く王決定戦」が1日、スタート!

 

 

今回は広域的な自治体の連携が実現し、古賀市だけでなく、周辺の新宮町、福津市、宗像市、そして福岡県とともに開催することになりました。各自治体の頭文字をとって、「しこふむ地域 歩く王決定戦」と銘打って取り組みます。ありがたいことに、読売新聞や毎日新聞が報じてくれています。

 

 

 

「歩く王決定戦」は、それぞれの企業や行政といった事業所の職場単位でチームを作り、歩数の合計を競い合います。古賀市単独で初めて実施した昨年2~3月、従業員の方々が楽しみながら参加し、全体として総筋肉量が増える一方で総脂肪量が減るなどしたうえ、「健康」が職場の共通の話題となるといった多くの効果が見えました。小川洋知事も、当時県議だった私の昨年9月の県議会定例会本会議の質問に対して「一人ひとりの健康意識の高まりに有効」と高く評価していました。

 

今回の取り組みでは、4市町の企業や行政が3~5人の単位でチームをつくり、参加する個人がそれぞれスマートフォンに専用アプリをダウンロード。このアプリを活用し、歩数などを計測、ポイント化して順位を競います。各市町が指定するミッションへの参加もポイントになります。1月31日時点で40チーム以上の参加申し込みがあり、さらに拡大中です。なんと、市民有志の方から「私たちも地域で参加したい!」とのうれしいお申し出があり、市民の皆様お一人お一人への拡大も事業の将来性を考えるうえで重要なため、喜んでお受けしました。

 

もちろん古賀市役所も複数のチームで参加。私も市役所本庁「歩くオール王」チームの一員として参加します。

 

 

まずは3月17日までの期間中、歩く歩くで頑張ります!

 

   ◇

 

日々、多くの団体さんが市役所を訪問してくださいます。意見を交換できる貴重な機会です。

 

1月29日、女性が生き生きと活躍できる社会をめざし、県事業で海外の先進事例を調査・研究し、地域での活動につなげている「古賀・新宮翼の会」の皆様と意見交換する機会をいただきました。

 

 

性別などに関係なく、誰もが生きたいように生き、自己実現を図れる社会へ。男女がともに能力を発揮できる社会へ。私自身、県議会議員時代から多くの提起をしてきているので、古賀市政の運営もこうした理念に基づき、取り組んでまいります。また、性的少数者であるLGBTの皆さんの権利も当然に尊重される社会をつくっていかなければなりません。

 

この日の意見交換を生かしてまいります。

 

   ◇

 

薦野の歴史をつなぐ会(水上武美会長)の皆さんが1月29日、市役所を訪ねてきてくださいました。

 

 

地域の仲間の皆さん同士で郷土の歴史を探り、次世代へつなぐために活動されています。薦野には、かつて薦野氏という国衆がおり、戦国期の薦野増時は2014年の大河ドラマの主人公・黒田官兵衛ともつながりがあったとされます。

 

同会が主催する歴史文化講演会のご案内をいただきました。「戦国古賀の名将 軍師・薦野増時」が2月16日(土)午前10時から薦野区公民館で開催されます。講師は玄界義塾塾長で、元古賀市教育委員長の土師武さん。皆様もぜひご参加ください!


歩くことで分かる魅力/文化・芸術からまちづくり

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まったくもって歩いているという日常的な写真ですが、これが大切!たまたま撮ってもらいました。場所はリーパスプラザこが交流館。

 

 

古賀発の健康増進策「歩く王決定戦」を開催中で、私も市役所本庁チームの一員として、土日の地域行事の移動もひたすら歩いています。道すがら、いろいろな人に会って話が出来ます。また、3日は福岡市内の豆まき行事にもお誘いいただきましたが、自家用車ではなく、歩くことを前提として電車やバスといった公共交通を乗り継ぎました。そうすると、最近読めなかった本を読めたりも。

 

毎日朝から晩まで公務で盛りだくさんですが、時間の許す限り、さらに歩く歩く。スケジュール上ギリギリ可能な範囲で歩きます。すると、写真の石碑を見つけました。

 

 

 

県議時代から古賀市内の全域を何周も歩いてきましたが、それでも新たな発見があり、うれしくなりますね~。

 

   ◇

 

文化・芸術をまちづくりにつなげていくことはとても大切です。

 

 

古賀市芸術文化の祭典が開催されました。私は高校時代の演劇経験にも触れながら挨拶。舞台はもちろん様々な芸術は、その作品を通じ、作り手と受け手の感性が共鳴し合って「ひとつの世界」が成立します。作品に込められた作り手が伝えたいメッセージがあり、そのメッセージを受け取った人が自分自身の感性と融合させる。まさに芸術はコミュニケーションの原点であり、ここに文化の価値があると思います。

 

 

そして、私たちの暮らしも、他者とのコミュニケーションがなければ成立しません。こうした意味で、まちづくりに文化・芸術の振興を位置づけることは、とても重要な営みであると考えています。これからも市民の皆様の活動を応援していきます。

 

ラグビー企画展/生物多様性古賀戦略を策定へ

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福岡県古賀市出身のラグビー日本代表、福岡堅樹選手のサイン入りボールです。古賀市が所有していますが、現在、福岡県庁11階の県物産観光展示室「福岡よかもんひろば」に出張展示されています。

 

 

2019年の今年、日本で開催され、福岡県も試合会場となるラグビーワールドカップに向けて、福岡よかもんひろばでは、ラグビーを盛り上げる企画展が開催されています!6日、福岡市内の用件の合間に少しの時間でしたが立ち寄りました。

 

 

会場には、サイン入りボールだけでなく、古賀市出身の福岡堅樹選手の等身大パネルも!

 

 

さらにさらに、会場のクイズラリーには、古賀市も登場しています!ありがとうございます!

 

 

皆様も県庁や周辺にお出かけの際は、ぜひお立ち寄りください。福岡よかもんひろばの情報はこちら

 

 

   ◇

 

都市近郊で自然に恵まれ、私たち人間とともに多くの生き物が暮らす福岡県古賀市。豊かな自然とその恵みに感謝し、未来に向けて持続可能な社会をつくっていくため、古賀市として「生物多様性地域戦略」の策定を進めています。

 

7日、諮問していた市環境審議会の薛(せつ)孝夫会長から答申をいただきました。

 

 

 

 

名称は「つなげたい!古賀の生命 伝えたい!共に生きる力 ―生物多様性古賀戦略―」。ぐりんぐりん古賀(市環境市民会議)の皆様、さらには地元の古賀竟成館高校の生徒さんたちが参加してのワークショップも重ね、次世代の感性が反映されていることも特長です。また、私がこれからのまちづくりで強く意識している2015年9月の国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」との関連もしっかりと記載されています。

 

古賀市の様々な地域資源も取り上げられ、これからのまちづくりはもちろん、郷土愛の醸成にもつながると期待されます。なにより、平易な言葉、写真やイラスト、図を多用して構成され、次世代の子どもたちにもわかりやすく、多くの皆様に読んでいただきたいと思います。

 

 

今後、古賀市として2月12日からこの案についてのパブリックコメントを実施します。戦略を策定後は、市民・団体・事業者の皆様、教育・研究機関、そして市行政が幅広く、連携・共働し、取り組みを推進していくことになりますので、ぜひご注目ください!

 

   ◇

 

古賀市HPの「ようこそ市長室へ」のレイアウトを新たにしました。

 

 

ブログもできる限り更新していますので、1日1回でものぞいていただけると幸いです。

 

今週も様々な市政課題に関する各担当部課との協議や決裁、一部事務組合などの会議、多くの皆様のご来訪と意見交換、関係機関へのご挨拶回りなどであっという間でした。毎日終日、30分おきに予定が詰まっています。引き続き、着実に、そしてスピード感をもって取り組んでまいります。

地域に根差した市民参加型オペラに特別出演

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古賀市の「ミュージカルオペラk・i」さんの記念すべき第10回公演「オペレッタ 天国と地獄(地獄のオルフェオ)」が10日、花見東2区公民館で上演され、私も特別出演させていただきました。県議時代からいつもお声かけいただき、ありがとうございます。

 

 

子どもたちも多く参加し、楽しい舞台でした♪

 

 

パンフレットに寄せた私のご挨拶は以下です。

 

◎舞台芸術の「真の価値」

 

自分ではない誰かと語り合い、支え合い、励まし合い、喜び合う。人と人とのコミュニケーションが成立することで、私たちは生きていくことができます。

舞台芸術は、この原点を実感させてくれます。

ひとつの公演を通じて、作り手と観客(自分自身)だけでなく、客席に座る自分以外の見知らぬ多くの人たちとともに、「時間」と「空間」を共有することで、心が共鳴し、感動が沸き起こります。

ステージと観客席が一体となるその瞬間に、「私たちの物語」が生まれます。高校時代、演劇に熱中し、その後も舞台をはじめ様々な芸術に関心を持ってきた者として、文化の「真の価値」をこうしたコミュニケーションの成立に見出してきました。

ミュージカルオペラk・iの皆さんによる地域・市民参加型の「オペレッタ 天国と地獄(地獄のオルフェオ)」の開幕に心からお喜び申し上げます。

私も本公演を心待ちにしていました。地元・古賀市で楽しめることは大きな喜びであり、「フィガロの結婚」(2011年)や「メリーウィドウ」(2013年)、「カルメン」(2014年)、「オペレッタ こうもり」(2017年)に出演させていただいてきた者として、公演に向けてご尽力いただいた皆様に深く敬意を表します。

本公演が、古賀市の文化のさらなる前進につながることを心から祈念いたします。

 

   ◇

 

PTCA会長も務めた古賀東小学校区の文化祭にも参りました。

 

 

地域の皆さんの素晴らしい作品の数々に毎年驚かされます。文化・芸術は私たちの暮らしの原点。どんなに過密なスケジュールでもこうした時間は大切にしたいですね。

 

   ◇

 

「貧困の連鎖」を断ち切るための子どもの貧困対策は県議時代から力を注いできたテーマであり、その推進は私の市長としての約束でもあります。

 

古賀市としての対策推進計画「子どもの未来応援プラン」の案についてパブリック・コメントを3月7日まで行っています。国に先行して古賀市独自の指標も設定しました。詳細は古賀市のHPをご覧ください。(こちら

都市圏連携で地域振興/ゲートキーパー研修会

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福岡都市圏の市町長で連携し、13日、福岡市・天神の西鉄福岡駅で飲酒運転撲滅のキャンペーンを展開。その後、会議を開催しました。

 

 

 

広域連携の推進はこれからの地方自治にとって重要なテーマです。古賀市は福岡都市圏の17市町で構成する「福岡都市圏広域行政推進協議会」に入っており、「ふくおか都市圏まちづくりプラン」に基づき、水資源・水利用や消防指令の共同運用、災害時の協力・支援、医療体制の充実、フィルムコミッションなどに取り組んでいます。国や県に対する提言も行っています。

 

 

また、2019年にはラグビーワールドカップが福岡県で開催されます。こうした大規模国際大会を広域連携で地域振興につなげていくことが求められており、スポーツの普及だけでなく、経済・観光政策、国際交流や多文化共生などに生かしていくことも必要です。

 

 

なお、協議会を構成するのは、福岡市、糟屋地域(古賀市、宇美町、篠栗町、志免町、須恵町、新宮町、久山町、粕屋町)、宗像地域(宗像市、福津市)、筑紫地域(筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、那珂川市)、糸島市。会長は福岡市の髙島宗一郎市長が務めています。

 

   ◇

 

私たち一人一人が大切にされる地域社会をつくることは、政治・行政の最も重要な務めです。古賀市では自殺ゼロのまちをめざし、今年度中に「古賀市いのち支える自殺対策計画」を策定します。16日、自殺の危険を示す兆候に気づき、適切な対応を図ることのできる「ゲートキーパー」の研修会を開催し、市内外から多くの皆さんに参加していただきました。

 

 

 

日本では自殺者が一時期、年間3万人を超えていましたが、2012年以降は3万人を下回っています。それでも、昨年は2万598人と現在も多くの方々が追い込まれています。私は挨拶でこうした現状に触れながら、一人一人の事情をしっかりととらえ、包摂的に支援できる地域社会を構築するため、市行政として市民の皆様と力を合わせていく考えを申し上げました。講師の浦田英範・西南学院大学教授(人間科学部心理学科)からは、若年層の自殺が多いことを踏まえ、特に子どもの生き抜く力を育むための「共感的理解」の重要性について詳しくご教示いただきました。

 

このほか、今日も朝から公務で地元を回りました。古賀市青少年育成「少年・少女の主張」の表彰式と発表会では、子どもたちの感性にあらためて学ばされました。挨拶では、新聞記者や政治家としての経験を踏まえ、「自分ではない他者に言葉や表現をもって考えや思いを正確に伝えること」の大切さ、他者の意見を尊重してコミュニケーションを図ることの大切さ、つまるところ民主主義を成立させる重要な要素について子どもたちに伝えました。

 

また、「薦野の歴史をつなぐ会」の皆さんによる講演会へも。

 

 

地元の皆さんが歴史を再評価し、注目度を高めている戦国の武将・薦野増時がテーマだったことから、挨拶では、薦野増時が関係が深かった立花宗茂を主人公としたNHK大河ドラマ招致の動きを応援したいとの考えもお伝えしました。

福岡女学院看護大学を視察/青柳小でタグラグビー

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古賀市と福岡女学院看護大学は連携協定を結んでいます。18日、この協定に基づく協議会を開催し、片野光男学長をはじめ大学幹部の皆様と意見を交わしました。また、協議会の後、看護大学としての設置は全国でも珍しい「シミュレーション教育センター」を視察させていただきました。

 

 

センターは、実際の病院などの臨床現場がリアルに再現されており、とても驚きました。ベッドに寝ている人間の全身シミュレーターは、血圧や心電図、呼吸を確認できるだけでなく、目の瞬きもあり、口から声も発します。私も聴診器を使うなどして体験しました。

 

 

 

シミュレーションルームは「ICU(集中治療室)」「病院4床室」「周産期(分娩など)」「在宅」の4種類。附属病院を持たない看護大学がこうした施設を持つのは全国的に珍しく、学生さんたちにとっては実践的なトレーニングの重要な機会になると実感できました。ご案内いただいた藤野ユリ子センター長をはじめ看護大学の皆様に感謝します。

 

 

現在、連携協定に基づき、古賀市と福岡女学院看護大学が協力し、市内の小中学校における骨密度等の健康測定や自治会単位の健康づくりの取り組みであるヘルス・ステーションの設置、妊婦の方やそのご家族への支援など多岐にわたる事業を展開しています。また、同大学は在住外国人や外国人観光客の増加に対応できる人材の育成のため、2018年度から「多言語医療支援コース」を開設。これから国際交流と多文化共生を推進する古賀市にとっても、大変ありがたい取り組みです。

 

18日の協議会では、これまで培ってきた様々な連携の成果や同大学の先進的な取り組みなどを踏まえ、有意義な意見交換ができました。

 

   ◇

 

今年はラグビーワールドカップが日本で開催され、福岡県でも試合が行われます。

 

そして、ラグビー日本代表の福岡堅樹選手は古賀市の出身です。15日、福岡選手の母校・青柳小学校でタグラグビーの授業が行われ、私も現地に行きました。

 

 

会場の体育館には福岡選手の等身大パネルも登場。私はサイン入りのラグビーボールを持参し、子どもたちに紹介しました。

 

 

子どもたちは笑顔で元気に授業に励んでいました。最後は、みんなで「福岡選手、頑張れ!」と声を合わせて激励のメッセージを送りました。新聞やテレビの複数のメディアの皆さんも取材し、報道していただきました。

 

 

 

古賀市では、市内の全8小学校で、タグラグビーを体育の授業で実施しています。引き続き、古賀市としてラグビーワールドカップを全力で盛り上げていきます!

 

   ◇

 

17日は古賀北区の文化祭に参加しました。地域の皆さんの出展や舞台が楽しいですね♪また、毎年うどんを美味しくいただいています。

 

 

 

 

 

 

挨拶では、地域コミュニティの運営にご尽力いただいていることに感謝を申し上げ、古賀市が取り組んでいる骨髄ドナー助成制度も紹介しました。(こちら

 

この日の夕方からは、同じ古賀北区で対話集会を開催しました。テーマは西鉄宮地岳線跡地の今後の活用について。多くのご意見をいただき、ありがとうございました。引き続き、市民の皆さんとの対話の場を様々なテーマで作っていきます。

持続可能な都市へ―新年度当初予算案を公表!

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私が福岡県古賀市長に就任して初めて編成した平成31年度(2019年度)当初予算案を発表しました。28日に開会する古賀市議会定例会で提案します。市議会議員の皆様には他の議案とともに先行してお渡ししており、以下の内容は既にご提示させていただいています。

 

 

25日、私自身が記者会見に臨み、今後の市政運営の前提となる「持続可能な都市に向けた経営方針」を新たなビジョンとしてお示ししたうえで、これに基づき、当初予算案の詳細を説明しました。

 

私は、市政がどのように動いているのか、広く市民の皆様に知っていただいたうえで、市民の皆様が主体的、積極的にまちづくりに関わっていただきたいと考えています。そのため、今回初めて、予算の「見える化」を図ります。具体的には、ビジョンである「持続可能な都市に向けた経営方針」の概念図と、当初予算案のポイントをまとめた資料を古賀市の公式ホームページで公開しています。ぜひご参照ください。(こちら

 

 

今回新たに打ち出したビジョン「持続可能な都市に向けた経営方針」は、現在の古賀市のまちづくりの最上位計画である「第4次総合振興計画」(期間は2012年度~2021年度)の基本目標を達成し、さらにその先の将来につなげていくためもの。私が選挙で掲げ、1月の定例会の所信表明で示した理念を踏まえ、全庁的に議論を重ね、構成しました。

 

このビジョンの概念図を見ていただけるとわかりますが、「産業力」「子ども」「健康・安心」の大きく3つの観点から、私たちの暮らしを取り巻く様々な課題を解決するため、個々の政策の実効性を高めるとともに、政策が相互に作用し合い、相乗効果で好循環をもたらすことを強く意識しています。そして、経済活動や定住促進を生み出す基盤づくり、誰もが生きやすい地域共生社会の構築を進め、未来に向けて持続可能な都市の実現につなげていくことをめざしています。

 

平成31年度の当初予算案は、一般会計で総額213億5400万円。前年比4.1%の増加となっています。健全な財政運営を意識したうえで、新たに打ち出しているビジョンに沿い、できるだけ多くの市民ニーズに対応しながら市政課題を解決していくことを念頭に編成しました。

 

以下、新たな取り組みを含め主なものを紹介します。なお、28日の市議会定例会で行う施政方針演説で、より詳しく説明します。

 

当初予算案では先に示したビジョンに基づき、まず、「農・商・工の魅力を高める産業力の強化」として、JR古賀駅周辺のにぎわい創出のため、駅周辺の再開発に向け、対象地域の都市計画決定にかかわる事前調査を実施します。「商」機能の付与を念頭に、開発のイメージを示していきます。土地利用転換と企業誘致の推進に向け、古賀市都市計画マスタープランを改訂し、今在家地区、新原・高木地区を盛り込むなどします。都市近郊の強みを生かした農業振興を図るため、農業の効率化と生産性向上を図るための基盤整備や新規就農支援を推進します。また、新たに広域的な取り組みを含めた鳥獣被害対策を進め、農産物被害の軽減をめざします。

 

新たなアイデアを生かした企業支援として、創業者コミュニティスペースの拠点整備を支援します。クラウドファンディングの手法も使います。観光と物産の拠点を構想するため、「道の駅」整備にかかわる測量・設計の実施を検討します。また、農商工産品の販路拡大のため、今秋、古賀ゴルフ・クラブで行われる日本オープンゴルフ選手権におけるPRなどに積極的に取り組みます

 

 

「子どもたちの育ちと学びを支える『チルドレン・ファースト』」として、きめ細かな学習環境の充実を進め、学力・体力の向上を図り、安心して産み育てられる環境を整えていきます。市内の8小学校3中学校のすべての普通教室と、音楽室などの一部の特別教室に新たに空調を整備します(予算計上は今年度補正予算案)。古賀市が先進的に取り組んでいる小1から中3までの原則35人以下学級を継続し、小1プロブレム対策の人的配置を小学校適応促進補助員として全学年に拡大、心の教室相談員の拡充も図ります。これらは虐待の未然防止や早期発見にも寄与するものと考えています。さらに、引き続き「待機児童ゼロ」をめざし、保育園・幼稚園と連携した保育士の確保に全力で取り組みます。新たに病児保育を1施設増やし、これを支援します。古賀市の誇るキャリア教育事業を継続し、部活動外部指導員の増員などで働き方改革を推進します。通学合宿や寺子屋などコミュニティの取り組みを支援します。

 

古賀市独自の指標も設定した「子どもの未来応援プラン」(現在策定中)に基づき、「貧困の連鎖」を断つための子どの貧困対策に全庁的に取り組んでいきます。

 

 

「誰もが健康で安心して暮らしていける地域社会の実現」に向けて、全世代型の健康づくりを推進し、地域医療・介護体制の構築を進めていきます。小児期からの健康づくり意識の向上のため、家族コツコツ(骨骨)健康づくり事業を充実させます。小児がん治療等で予防接種の免疫が失われた場合の「再接種」について、県内市町村で初めて、その費用に助成します。障がい者の皆さんが暮らしやすい環境整備をさらに進めるため、生活状況などの調査を実施します。

 

生活の利便性を高めるため、地域公共交通網形成計画の策定に新たに着手します。古賀市公共施設等連絡バス「コガバス」の運行を改善し、停留所も増設します。環境にやさしい循環型社会の形成をめざし、家庭から排出される剪定枝のリサイクルを市内全域で試行する新たな取り組みを始めます。

 

地域防災・減災体制の強化を図るため、地域防災計画を見直し、災害時の避難支援の実効性を高めるため、高齢者や障がい者の皆さんら避難行動要支援者の個別計画策定を推進します。さらに、災害時のドローン活用と災害対策における情報収集力の強化を図ります。自主防災組織などにおける防災士資格の取得支援も継続します。

 

今年、日本で開催され、福岡も試合会場となるラグビーワールドカップや中国で開催されるバスケットボールワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどの大規模国際大会を契機として、スポーツ振興を進めます。事前キャンプ地として、福津市とともにルーマニア柔道代表チームを支援し、多文化共生につなげていきます。スポーツボランティアの育成や環境整備で、市民の皆様のスポーツ意識を高めていきます。文化振興も重要です。国史跡・船原古墳における出土品の図版化や遺物のCG化を進めます。

 

 

「産業力」「子ども」「健康・安心」の大きく3つの観点から地域振興を図っていくうえで重要なのは、「市民生活を支える基盤の整備」がなされていることであると考えます。様々な市民活動を支援し、市民の皆様と共働する対話と交流のまちづくりを推進します。人権を重んじ、平和を希求する取り組みに力を入れ、「古賀市同和問題を考える市民のつどい」「いのち輝くまちこが」の充実を図ります。

 

持続可能な都市インフラの整備を進めます。浜大塚線などの都市計画道路を計画的に整備し、青柳・小竹地区の下水道整備に着手します。上下水道課を創設し、公営企業の経営効率化と窓口ワンストップサービスを実現します。

 

自然と調和した安全で快適な住環境を形成するため、汚泥再生処理センターの整備に関する調査の実施、基本計画の策定を行います。生物多様性古賀戦略を活用し、多様な主体と連携した環境教育をさらに進めます。また、西鉄宮地岳線跡地を活用するため、地元の皆様との対話を継続し、対象用地の取得を進めます。新たに給水車を整備することで水道水の安定的な供給を確保します。

 

以上、長文になりましたが、当初予算案の概要をまとめました。前述した「ビジョンである『持続可能な都市に向けた経営方針』の概念図や当初予算案のポイントをまとめた資料」を見ていただけると、よりわかりやすいと思います(こちら)。あらためてこちらもご確認のほどよろしくお願いいたします。

施政方針演説/ルーマニアのホストタウンに決定!

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平成31年度(2019年度)の当初予算案などの重要議案をご審議いただく古賀市議会定例会が28日開会し、市長として初めて施政方針演説を行いました。

 

 

以下、施政方針演説の全文を掲載します。長文になりますが、まちづくりの理念、平成31年度に具体的にどのような政策・施策を展開していくのか、詳しく説明をしていますので、お時間許すときにご一読いただけると幸いです。

 

なお、今回新たに打ち出した「持続可能な都市に向けた経営方針」の概念図と平成31年度当初予算案の概要について、「予算の見える化」をめざす市政初の試みとして資料をわかりやすく作成し、古賀市HPでデータを公開していますので、こちらもあわせてご参照ください。(こちら

 

   □

 

 

1.はじめに

 

昨年も国内では多くの災害が発生しました。歴史的な豪雨災害となった7月の西日本豪雨をはじめ、9月には台風21号や北海道地震が発生し、多くの尊い人命が失われました。お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表し、被災された全ての皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。私も被災地支援ボランティアに参加してまいりましたが、近年頻発する大規模災害の恐ろしさを肌で感じるとともに、災害時における地域防災の重要性を改めて強く認識いたしました。一方で、スポーツをはじめ、明るい話題も数多くありました。平昌オリンピック・パラリンピックやサッカーワールドカップロシア大会などにおける日本選手の活躍に多くの勇気と感動をもらうとともに、スポーツによる人種や民族、ことばの垣根をこえた交流のすばらしさを実感しました。

古賀市においては、3月に高田土地区画整理事業が完了し、美郷地区が誕生しました。また、同月、玄望園において土地区画整理事業の起工式が執りおこなわれ、有効な土地利用の推進に向けた明るい話題となりました。6月にはその玄望園で福岡県総合防災訓練を実施したことで、関係機関の技能向上と市民の防災意識の喚起につながりました。この訓練で得た知識と技術を、今後の防災体制強化に生かしてまいります。さらに、11月には古賀市と福津市が東京オリンピックに向けたルーマニア柔道代表チームの事前キャンプ地に決定しました。これを来年開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けた市民のスポーツへの意識の高まりや、選手と子どもたちの交流などによる多文化共生の推進へとつなげていきたいと考えております。福祉分野においては、地域包括ケアシステムの構築を進めるための地域福祉計画や子どもの貧困対策及び自殺対策計画の策定が大詰めを迎えています。誰もが住みやすいまちづくりの推進のため、これらの取組をしっかりと前へ進めてまいります。

古賀市の総人口は継続して微増傾向にあり、昨年11月末には過去最高を更新し、本年1月末で5万9182人となりました。

私が市長に就任して2カ月が経ちました。本年も「第4次古賀市総合振興計画」の基本目標達成に向けて着実に取り組みます。さらに、未来に向けて持続可能な古賀市を実現していくことを念頭に、「産業力」「子ども」「健康・安心」の大きく3つの観点から、私たちの暮らしを取り巻く様々な課題を解決するため、個々の政策の実効性を高めるとともに、政策が相互に作用し合い、相乗効果で好循環をもたらすことを強く意識しながら取り組んでまいります。こうして、経済活動や定住促進を生み出す基盤づくり、誰もが生きやすい地域共生社会の構築を進め、持続可能な都市の実現につなげてまいりたいと考えております。

 

さて、提案させていただく平成31年度予算は、私が市長として取り組む初めての当初予算となります。先の平成30年古賀市議会第4回定例会におきまして、私は議員の皆さま、市民の皆さま、そして市職員に対し、所信表明を行い、今後4年間の市政運営への決意を申し上げました。

その所信表明の中から、まずは平成31年度に実施をめざしてまいります政策・施策について、私が選挙公約として掲げた政策の実現を意識し、先ほどお示しした「産業力」「子ども」「健康・安心」の大きく3つの観点からご説明させていただきます。

 

1点目は、農・商・工の魅力を高める産業力の強化についてです。

古賀市の交通結節点としての地の利を活かし、適正な土地利用を推進するため「古賀市都市計画マスタープラン」の改訂完了をめざします。併せて、有効な土地利用による中心市街地の活性化を図るため、JR古賀駅周辺整備について特色ある駅周辺の姿を可及的速やかにイメージ化できるよう取り組んでまいります。また、玄望園を筆頭にトップセールスによる企業誘致を推進することで、それに伴う雇用の拡大を図ります。今在家地区や新原高木地区についても、土地利用転換に向け、積極的に取り組んでまいります。

さらに、中小企業や小規模事業者の販路拡大を支援するとともに、にぎわいの創出に向けた新規創業者の支援を積極的に行います。

農業分野においても、都市近郊の強みを生かすことを念頭に、効率化と生産性向上を図るための基盤整備に継続して取り組むとともに、新規就農支援や国内外に向けた販路拡大支援を行います。

併せて、観光拠点機能と産業力強化機能を兼ね備えた「道の駅」の整備について、現在策定中の基本計画や市民の皆さまのご意見等も踏まえつつ、引き続き検討を進めてまいります。

これらの取組を推進することで古賀市の農業・商業・工業の力をさらに引き出していきたいと考えております。

 

2点目は、子どもたちの育ちと学びを支える「チルドレン・ファースト」です。

古賀市ではこれまでも、待機児童ゼロの取組や「教育立市こが」の推進により子育て・学習環境の向上に努めてまいりました。

これからも、子どもたちが大人になっても住み続けたい古賀市をめざし、安心して産み育てられる環境を整備します。幼児教育・保育無償化への対応を適切に行うことで子育て世帯の負担軽減を図るとともに、保育園・幼稚園等と連携し保育士確保などに取り組むことにより、保育定員・病児保育の増設ニーズにしっかりと応えてまいります。さらに、古賀市子育て世代包括支援センターを開設し、妊娠期から出産、乳幼児期までの切れ目のない支援をワンストップで行ってまいります。

学びと育ちをきめ細かく支えるため、全ての小中学校における原則35人以下学級や多様な人的配置を継続します。また、小中学校の全ての普通教室及び一部の特別教室において空調を整備します。

コミュニティとの連携も重要です。地域の皆さまのお力をいただきながら、地域で子どもたちを育む通学合宿、寺子屋活動等を支援することで、子どもたちの「生きる力」を伸ばす取組を後押しします。併せて、放課後子供教室と学童保育との連携推進や、児童館活動等の充実により、子どもたちの行き場所・居場所づくりを行います。

すべての子どもが夢と希望を持って生きていけるよう、「貧困の連鎖」を断ち切るための子どもの貧困対策を推進します。策定中の「古賀市子どもの未来応援プラン」に、国に先行して市独自の指標を盛り込み、取り組みます。

 

3点目は、誰もが健康で安心して暮らしていける地域社会の実現です。

あらゆる立場の人が「QOL(Quality Of Life:生活の質)」を向上できる古賀市の実現をめざし、医療・介護・障がい者福祉の充実を図ってまいります。

医療・健康づくり分野においては、地域における主体的な取組であるヘルスステーションへの支援や、「歩く王決定戦」などの知見を活用し、健康経営の支援を継続するとともに、特定健診やがん検診の受診促進に向けた取組を行います。また、認知症高齢者グループホームの開設支援や、障がい者福祉の推進に向けた生活状況等調査を実施します。

さらに、公共交通における市民ニーズに対応するため、古賀市公共施設等連絡バスの拡充を行うとともに、地域公共交通網形成計画を策定し、市民の生活利便性の確保と持続可能な公共交通体系の確立をめざしてまいります。

地域防災・減災体制の強化も推進します。地域防災の要である消防団の将来にわたって持続可能なあり方を検討するとともに、機能向上のための備品配備等を継続して行います。また、自主防災組織の運営を引き続き支援するとともに、災害時に高齢者や障がい者などの避難行動要支援者の安否確認及び避難支援を可能にするため、必要な環境整備を行ってまいります。併せて、地域防災計画の見直しや防災訓練における学校や地域との連携強化にも取り組んでまいります。さらに、災害対策におけるドローンの活用や、IT環境の整備についても検討を進めてまいります。

循環型社会の形成をめざし、ごみ減量、廃棄物のリサイクルを推進します。汚泥再生処理センターの整備に向けた基本計画を策定するとともに、3Rのさらなる推進を図るため、剪定枝リサイクル等の取組拡大や、食品ロス削減などの意識啓発を行ってまいります。

スポーツと文化を振興することで、これからのまちづくりにつなげていきます。先ほども述べましたように、東京オリンピックに向けたルーマニア柔道代表チームの支援を継続してまいります。また、本年開催されるラグビーワールドカップにおいては、日本代表チームの中心として活躍が期待される古賀市出身の福岡堅樹選手を応援するとともに、試合会場でもある福岡都市圏の一員として広域的な連携による地域振興を図ってまいります。さらに、古賀ゴルフ・クラブで開催される日本オープンゴルフ選手権において、地域と連携した取組を支援します。文化においては歴史遺産の次世代への継承のため、国史跡船原古墳出土品の調査や分析、デジタル化などを進めてまいります。こうした取組については、国際交流や多文化共生の推進にもつなげていきたいと考えています。

 

最後に、人権を重んじ、平和を希求する取組です。

市民が共に生き、共に支えあう「いのち輝くまちづくり」をめざし、7月の「同和問題を考える市民のつどい」及び12月の「いのち輝くまち☆こが」を継続して開催することで、あらゆる差別の解消に向けた取組を推進するとともに、世界の恒久平和をめざし、原爆パネル展示や広報等による啓発の取組を進めてまいります。

 

これらを中心として、3年目を迎える「第4次古賀市総合振興計画後期基本計画」における7つの基本目標の達成に向けた取組を「オール古賀」で進めていくため、政策づくりや予算編成過程に市民が関わることのできる仕組みや、子どもたちの意見を聴き次世代の感性を市政につなげる方法を検討することで、対話と交流のまちづくりを進めてまいります。また、持続可能な地域社会の構築をめざすため、「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」を念頭においたまちづくりも併せて推進していきたいと考えております。

 

以上のことを踏まえ、平成31年度の施政方針を策定いたしました。 

 

 

施政方針は、さらに具体的な政策・施策に続きます。以降は、古賀市HPのこちらをご参照ください。

 

   ◇

 

2020年の東京オリンピック・パラリンピックで、福岡県古賀市と福津市がルーマニアのホストタウンに登録されました!国際交流と多文化共生をまちづくりの重要な取り組みのひとつに位置付けている古賀市にとってうれしい知らせです。

 

 

ホストタウンとは、2020年の東京大会を契機として、日本の地方自治体と参加国・地域が人的、経済的、文化的な相互交流を図り、大会後の交流も見据えた取り組みを推進することで、地域活性化につなげていくもの。

 

昨年11月、ルーマニアの柔道選手団の事前キャンプ受け入れで既に基本合意書に調印し、古賀市内の小中学校でも交流が始まっています。また、古賀市内のイベントでもルーマニアのブースを設置し、ルーマニア料理なども紹介して機運を高めてきました。今回のホストタウン登録で、相手国との交流事業に国の特別交付税措置などの支援が行われることになり、今後、相互交流の動きに弾みがつくことになります。

 


給食で子どもたちと対話/福岡女子大と包括連携

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市議会定例会が始まりましたが、連日、様々な出来事があります。

 

先日、長谷川教育長と一緒に花見小学校を訪問しました。私は6年1組におじゃましました。子どもたちと一緒に給食をいただき、そのまま質問コーナーへ。子どもならではの率直な質問で、楽しい時間に。即席の主権者教育の機会になりました。

 

 

私も給食で育ちましたが、古賀市の給食は温かくてとても美味しいですよ。

 

 

 

私の訪問を心待ちにしてくれていたそうで、とてもうれしく、元気をもらいました。これからも多くの子どもたちに会いに市内の小中学校に出かけます!

 

   ◇

 

「産業力の強化」は古賀市のこれからのまちづくりにとって重要なテーマです。そうした中、国内外に誇る技術力を持つ多くの企業さんに立地していただいていることは本当に恵まれていると思います。

 

古賀市鹿部の工業団地に本社を置く食品容器・お弁当容器・折箱の総合メーカー「アクタ(ACTA)」さんが、このほど、公益社団法人中小企業研究センターの「グッドカンパニー大賞」と、経済産業省が選定する「地域未来牽引企業」を受賞しました。おめでとうございます!このほど、柴田伊智郎社長が市役所を訪ねてきてくださり、意見を交わす機会をいただきました。

 

 

アクタさんによると、江戸時代に博多の伝統工芸「博多曲物」などの製造業から始まり、現在はプラスチックの食品容器メーカーに成長。その技術で、新たな可能性を切り拓いていらっしゃいます。現在の主力商品の「ワン折」は、フタ・ソコ・フチに分けて輸送、保存が可能で、輸送コストの削減、百貨店や駅の売店等での小スペースでの保管を実現しています。

 

 

日本にしか作れない洋食器をコンセプトとし、有田焼とも連携した商品も開発。古賀市の一大イベント「食の祭典」で開発・販売した「コラボ弁当」の容器も担当していただいています。

 

 

 

古賀市として、こうした企業さんの魅力を引き出すお手伝いをしっかりとしていきたいと思います。

 

   ◇

 

古賀市として、福岡女子大学さんと包括的連携協定を締結しました。福岡女子大学さんの強みとして、「食」「健康」や「環境」などが注目されています。古賀市もまちづくりの中でこれらの分野を重視しており、今回の連携で様々な取り組みの可能性がさらに広がります。

 

このほど、古賀市役所で、福岡女子大学の梶山千里学長と協定書にそれぞれ署名しました。

 

 

 

古賀市は現在、健康増進策として推進している企業連携の「歩く王決定戦」や自治会単位の「ヘルスステーション」に先進的に取り組んでいます。福岡女子大学さんとの連携によって、今後、さらに健康増進策に幅を持たせ、子どものころからの全世代型の健康づくりなどにつなげていきたいと考えています。また、食育の推進や循環型社会の形成に向けた省エネルギーの推進などでも連携が期待できます。

 

なお、古賀市が大学と連携協定を結ぶのは、福岡女学院看護大学さん、福岡工業大学さん、九州産業大学さんに続いて、4例目になります。

 

   ◇

 

戦国時代の武将・立花宗茂とその妻・誾千代(ぎんちよ)の生涯をNHK大河ドラマに!

 

現在、柳川市を中心として熱心な招致運動が展開されていますが、実は、古賀市は立花宗茂と誾千代とは、とても深いご縁があります。現在の古賀市薦野を本拠としていた薦野増時は、宗茂を支えた重要な家臣でした。

 

宗茂は1581年、立花山城(新宮町・久山町)の城主だった誾千代(一級史料で確認できる唯一の女城主)と結婚しますが、この結婚に先立ち、誾千代の父・戸次道雪に、宗茂を養子とするように推挙したのが、薦野増時とされます。増時は、沈着冷静な判断力と実行力を持つ「立花家の頭脳」とされ、道雪と宗茂に仕えました。豊臣秀吉により、宗茂が柳川藩主になると、ともに柳川へ。

 

こうした歴史的経緯があり、このほど、柳川市の酒見勇次副市長や観光担当者の皆様が古賀市を訪ねてきてくださり、「立花宗茂と誾千代」のNHK大河ドラマ招致の取り組みについて詳しくご説明いただきました。とてもよく理解できました。

 

 

さらに、古賀市薦野に隣接する古賀市米多比を本拠としていた米多比鎮久も、宗茂に仕えた有力家臣とされます。薦野増時と米多比鎮久のつながり。古賀市としてもNHK大河ドラマ招致運動を応援します!

施政方針への代表質疑/台湾の九州トップが来訪

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  古賀市議会の本会議が開かれ、私の施政方針(全文はこちら)に対する各会派の皆さんからの代表質疑が行われました。私が新たに掲げた「持続可能な都市に向けた経営方針」(概念図はこちら)に示している「産業」「子ども」「健康・安心」を中心に、それぞれのお立場からご質問ご提案をいただき、できるだけ詳しく真摯に答弁させていただきました。

 

 

 障がい者福祉の向上に関しては、新たに、高度難聴者のための人工内耳の体外器の買い替えに対する助成制度の導入について、前向きに進めていく考えを明らかにしました。特に、子どもにとってはその成長の過程で人工内耳を装用し、しっかりと聞こえていることが重要です。私は保護者など当事者の方々との対話を通じ、県議時代からこの課題を認識しており、福岡県議会の2017年9月定例会本会議で、知事に対して市町村で助成制度が創設されるよう取り組みを促していました。こうした経緯もあり、県内市町村での制度導入が進み始めており、古賀市としても制度導入を前向きに検討していきます。

 また、この日の答弁で、2020年度に第4期の「古賀市障害者基本計画」を策定するにあたり、よりきめ細やかに障がい者の皆さまの生活実態を把握するため、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの全ての方約3千人を対象に調査を実施し、QOL(生活の質)の向上を目指す考えをお示ししました。

 

 文化・芸術の振興によるまちづくりについてもご質問をいただきました。

 施政方針で詳しく申し上げられていなかった分野ですが、今日の本会議で、私の演劇経験なども踏まえた認識として、「文化・芸術は、私たちの暮らしの根っこにあり、一人一人の生きがいづくり、地域づくりにとって、なくてはならないもの。様々な芸術はその作品を通じ、作り手と受け手の感性が共鳴し合って『ひとつの世界』が成立する。作品に込められた作り手が伝えたいメッセージがあり、そのメッセージを受け取った人が自分自身の感性と融合させる。まさに芸術を成立させるのはコミュニケーションであり、ここに文化の価値がある。そして、私たちの暮らしも他者とのコミュニケーションがなければ成立しない。そうした意味で、まちづくりに文化・芸術の振興を位置づけることはとても重要」との考えをお示ししました。

 

 

 地域防災力の強化については、多くの議員の皆さまからご質問をいただきました。防災の基本は、「自らの命は自らで守る」という市民の皆さまお一人お一人の主体的な意識を涵養していくことが何よりも重要であり、発生時の避難の際に率先して行動できるよう、また周囲の人たちと支え合って行動できるよう、自助、共助の実効性を高めるための公助に取り組んでいく姿勢をあらためてお示ししました。その中で、地域において、高齢者や障がい者など避難行動要支援者の個別計画策定を積極的に進めていく考えを申し上げました。

 あわせて、「古賀市総合防災マップ」(全戸配布済み)には、災害の種別に応じた避難所一覧を掲載し、各指定避難所には対応可能な災害種別を示した看板を設置しており、こうしたことを市民の皆さまに意識をしてもらうことが重要です。また、災害の種類ごと、季節や発災時間などに応じた訓練の視点もご指摘をいただきました。これらについては、机上訓練などの手法により行うことも含め、防災訓練のあり方について地域コミュニティや自主防災組織とともに検討していきたいと考えています。

 また、現在見直しを検討している古賀市地域防災計画については、熊本地震や九州北部豪雨の経験をもとに改定された福岡県地域防災計画の内容に沿って作業を進めていますが、近年の豪雨を踏まえた大根川の浸水想定区域も現在福岡県において見直しがなされており、その結果も踏まえて改定を行う考えをお示ししました。

 

 前市政時代から検討を進めている「道の駅」については、現在、コンサルタントに委託し、道の駅基本計画案を策定しているところであり、並行して庁内でも検討を進めています。今日の本会議でもご質問があり、私から「今後については、基本計画案で示される道の駅の機能、売上規模、施設規模等の内容や3月9日(土)18時30分からリーパスプラザこが交流館で開催する市民の皆さまとの対話集会等でのご意見等も踏まえ検討し、議会の皆さまへのご説明を行いながら決定していく」との考えをお示ししました。

 

 

 政治的立場についてもご質問がありました。

 民主主義は、この社会に生きるあらゆる立場の人々の思いをくみ取りながら、その調和を図る営みであると理解しています。だから、私は政治家として、民主主義を健全に成立させるために、国民の皆さまの「道具」となることに徹する立場をとっています。「道具」は必要な時に手元になければ使えません。このため、一人でも多くの古賀市民の皆さまにとって「田辺が手元にある」と実感していただける、つまり身近な政治家となれるよう、ひたすらに地元をくまなく回り、誰とでも顔を合わせて話をする「対話」と「交流」を重ねてきました。

 市民の皆さまと様々な現場で「対話」と「交流」を図ることによって、私たちの暮らしを取り巻く社会課題を見出すことができます。さらに、それらの課題を解決する政策を立案していくために、それぞれの市民の皆さまのご経験に基づく知見が有意なことも多くあり、そうした知見をいただくためにも、「対話」と「交流」は重要です。市行政だけでなく、広く市民の皆さまのお力をいただき、古賀市の様々な課題を解決していく、まちづくりを進めていく、その思いを込めて「オール古賀」というキャッチフレーズを掲げさせていただきました。

 こうした立場とあわせて、私は自由と寛容を重んじるリベラリストであり、保守主義者であると自分自身を規定していることについても申し上げました。

 

   ◇

 

この日の本会議では、副市長に横田昌宏氏を再任する議案、教育委員に米倉彰氏を再任する議案について、市議会に同意をしていただきました。ありがとうございます。

 

   ◇

 

国際交流を積極的に推進しています。

 

台湾の総領事館にあたる台北駐福岡経済文化弁事処の陳忠正・処長(総領事)が1日、古賀市にいらっしゃいました。県議時代のネットワークがきっかけになりました。陳さんは九州・山口の責任者。経済・観光振興はこうした交流が極めて重要です。

 

 

この日は古賀市の「あまおう」の生産現場を訪問。台湾に輸出しているあまおうです。私も県議時代から推進してきましたが、台湾に確実に輸出できるあまおうの生産は古賀市の農家さんが先駆者。2015年度から台湾独自の残留農薬基準をクリアするため、県の輸出促進対策費や国の事業を活用し、県内で唯一、古賀市の2農家でアブラムシの天敵(コレマンアブラバチなど)を使った生産に挑戦。今ではお隣・新宮町も含む10農家に拡大しています。

 

さらに、薬王寺の快生館さんで温泉を楽しんでいただき、筵内の菜の花も現地で見ていただきました。

 

 

 

古賀市の魅力を世界へ!頑張ります!

給食にチョルバ―国際理解を推進/ししぶ駅10周年

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2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、古賀市は子どもたちへの国際理解教育を推進中です。

 

 

お隣の福津市さんとともにルーマニア柔道選手団の事前キャンプ地であり、同国のホストタウンにもなっていることから、6日は古賀市内の小中学校の給食の献立にルーマニア料理のチョルバなどを取り入れました。

 

 

私は長谷川教育長とともに、母校の花鶴小学校へ。卒業が近づく6年生の皆さんと一緒に美味しくいただきました。

 

 

 

 

給食の後は即席の質問コーナーを開催。地方自治はどのような仕組みになっているのか、限られた予算の中でみんなの要望に応えていくとはどういうことなのかなどについて分かりやすく説明しました。

 

 

私はまちづくりに子どもたちの感性を生かしていくことを大切にしながら、主権者意識の涵養も図っていきたいと考えています。こうした機会をどんどん作っていきたいと思います。

 

   ◇

 

JRししぶ駅が開業10周年!

 

 

地元の鹿部区の皆さんの主催による記念イベントが2月23日に開催され、私も参加しました。自治会の主催のお祭りで、すごい規模!多くの皆さんと一緒にお祝いしました!

 

 

午前8時58分発の門司港行きの電車で出発式。10年前に小学1年生として出発式に臨んだ高校生2人と、10年前に生まれた小学4年生の2人の子どもたちが一緒に臨みました。

 

 

また、お祝いの餅まき、太鼓原人さんやよさこい古賀連さんのパフォーマンス、古賀中学校吹奏楽部の演奏などもあり、とても盛り上がりました。実行委員会の皆さん、ご協力いただいた全ての皆さんに心から感謝します。

 

 

 

私も未来のためのまちづくりを推進する決意を新たにできました。

 

この日は「ヘルス・ステーション」の現場にも。古賀市は「健康」を重要なキーワードとしてまちづくりを進めています。中でも、ヘルス・ステーションは市として力を入れて推進している自治会単位の健康づくりの取り組みで、このは花鶴丘3丁目区で開催されました。

 

 

ヘルス・ステーションは、住民の皆さんが主体となり、地域(行政区)単位で公民館などに設置・運営され、子どもから高齢者まで参加できます。市は設置のために地域に補助する事業を展開し、骨密度測定器をはじめ健康測定機器の貸し出しや健康づくり推進員の方々の派遣などを実施。市の保健師や福岡女学院看護大学の皆さんも重要な役割を担っています。全国的にも高く評価され、2016年には日本公衆衛生協会の「衛生教育奨励賞」も受賞しています。

 

 

健康測定機器の活用によって、自分自身の身体状態の「見える化」が図られ、一人一人の意識が高まります。住民の皆さんが主体的にヘルス・ステーションを設置・運営し、継続しているのが大きなポイントといえます。

 

また、古賀市は「健康チャレンジ10か条」を掲げ、市民の皆様お一人お一人に意識を高めていただけるよう、取り組んでいます。会場にもポスターが掲示されていました。

 

 

なお、私は県議時代の2015年6月定例会本会議で、古賀市の先進的な取り組みであるヘルス・ステーションを参考にして県内各地に広げていくよう小川洋知事に提案しました。これをきっかけとして、県は2016年度から、市町村が行うイベント等に骨密度測定器などの健康測定機器を貸し出し、測定者を派遣しています。参加者からは「健康への関心が高まった」「健診の受診を希望したい」などの声があり、知事は「健康づくりに取り組む動機づけ、きっかけになった」と評価しています。

 

   ◇

 

新たに自衛隊に入隊する古賀市の若手の皆さんの激励会が、家族会の皆様の主催で開かれました。私は市長として、これまでの新聞記者や県議としての経験を踏まえ、国民の生命と財産を守り、国際平和のためにご尽力いただき、大規模災害時には救助救援活動に当たっていただいている自衛隊の皆様のご尽力に感謝しながら、古賀市からの入隊は誇りであるとの思いを込めて激励しました。

 

 

なお、私は県議時代は防衛議員連盟に所属していました。基地などの現場で話を聞き、装備や訓練も見せていただいています。

 

   ◇

 

古賀ば元気にするバイ!!

 

 

NPO法人・九州プロレスさんが4月14日(日)に古賀市民体育館でイベントを開催します。古賀市と古賀市教育委員会が後援。開催に先立ち、理事長の筑前りょう太さんと桜島なおきさんが古賀市役所にいらっしゃいました。皆さん、お楽しみに!

台湾貿易のトップが古賀へ/環境保全/童謡まつり

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台湾貿易センター台北本部の黄志芳会長(元外交部長=外務大臣)をトップとして、日本のJAに当たる台湾各地の農業責任者の皆さん総勢23人の訪問団が7日、古賀市にいらっしゃいました。

 

 

私は市長として歓迎。古賀市として新たな国際交流の推進を図っており、こうした機会をいただき、感謝します。

 

古賀市の農家さんは特別な生産手法で確実に台湾に輸出できる「あまおう」を生産しており、この日は、若手農家の安武浩輝さんのハウスを視察していただきました。経済・観光面における古賀市の地理的優位性などについても、私から説明させていただきました。

 

 

 

 

 

施政方針でも、「農産物の販路拡大のさらなる推進のため、あまおうの海外輸出に向けた農検疫対策支援を拡大します」と申し上げています。しっかりと取り組んでいきます。

 

 

   ◇

 

これからのまちづくりで「環境」は重要なキーワードです。

 

2日は毎年恒例の「ぐりんぐりんフェスタ」にも参加しました。古賀市内で環境保全活動に取り組む個人・団体さんでつくる古賀市環境市民会議「ぐりんぐりん古賀」の主催。いつも勉強させていただいています。

 

 

もちろん、「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」の展示も。私も所信表明や施政方針で触れています(施政方針の全文はこちら)。古賀市は「生物多様性古賀戦略」の策定も大詰めで、2019年度からは多様な主体と連携した環境教育等のさらなる推進を図りたいと考えており、会場ではその可能性の大きさを実感できました。

 

 

1月の市議会定例会で伊東洋子議員からご提起いただいたマイクロプラスチック問題について、九州大学応用力学研究所の磯辺篤彦教授(海洋物理学)から世界の現状を詳しく学ぶこともできました。さらには、県による水素を燃料とするFCV(燃料電池自動車)の展示も。古賀市内にも水素ステーションがあります。

 

 

 

なお、施政方針では「循環型社会の形成をめざし、ごみ減量、廃棄物のリサイクルを推進します。汚泥再生処理センターの整備に向けた基本計画を策定するとともに、3Rのさらなる推進を図るため、剪定枝リサイクル等の取組拡大や、食品ロス削減などの意識啓発を行ってまいります」と申し上げています。しっかりと取り組みを進めていきます。

 

   ◇

 

古賀市では文化・芸術をまちづくりにつなげています。3日は「童謡まつり」を開催し、子どもたちから人生の先輩方まで多くの市民の皆さんとともに、歌い継ぐこと、歌うことで心を通わせることの素晴らしさを共有しました。

 

童謡まつりでは、子どもたちの独唱コンクールを実施します。今回、3歳から中学1年生までの参加者の中でグランプリの市長賞に輝いたのは、花見小学校4年の中村杏珠さん。私から賞状とトロフィーを贈りました。おめでとうございます!

 

 

 

また、会場の皆さんと一緒に古賀の歌「コスモスお花は」も歌いました♪なお、古賀市の花はコスモスです。

 

 

開催に向けてご尽力いただいた古賀市文化協会の皆さんに心から感謝いたします。

 

   ◇

 

古賀市鹿部の工業団地に本社を置く食品容器・お弁当容器・折箱の総合メーカー「アクタ(ACTA)」さんが、その商品の技術力を高く評価され、公益社団法人中小企業研究センターの「グッドカンパニー大賞」と、経済産業省が選定する「地域未来牽引企業」を受賞しました。

 

 

 

 

5日午後、市議会本会議での施政方針への代表質疑などの後、同社本社を訪問。工場内で製造工程などを見学させていただきました。柴田伊智郎社長自ら説明してくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

これからも地元企業さんをしかりと応援していきます!

東日本大震災から8年

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東日本大震災から今日で8年になりました。

 

お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表し、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

 

古賀市では14時46分にサイレンを吹鳴し、公共施設等で半旗を掲揚。市役所2階玄関ホールには献花台を設置しました。

 

一人一人が防災について考える一日。

 

私は新聞記者や県議の時代から、地域防災力の向上を最重要テーマのひとつに位置付けてきました。この間、古賀市でも県事業を活用した自主防災組織の設立、高齢者や障がい者など避難行動要支援者の方々を支援するための個別計画策定、指定緊急避難場所・指定避難所の周知の推進、県備蓄基本計画の策定、大規模盛土造成地の所在把握とマップ作成、原子力災害対応など多くの取り組みを進めてきています。昨年は県の総合防災訓練を古賀市筵内の玄望園で開催しました。また、東日本大震災や西日本豪雨などの被災地に入り、ボランティアとして活動してきました。

 

被災地渡波

 

被災地石巻1

 

こうした経験も生かし、開会中の市議会定例会でお示しした2019年度の施政方針では、「地域防災・減災体制の強化も推進します。地域防災の要である消防団の将来にわたって持続可能なあり方を検討するとともに、機能向上のための備品配備等を継続して行います。また、自主防災組織の運営を引き続き支援するとともに、災害時に高齢者や障がい者などの避難行動要支援者の安否確認及び避難支援を可能にするため、必要な環境整備を行ってまいります。併せて、地域防災計画の見直しや防災訓練における学校や地域との連携強化にも取り組んでまいります。さらに、災害対策におけるドローンの活用や、IT環境の整備についても検討を進めてまいります」と申し上げています。

 

いつどこで起きるか分からない大規模災害に対応できるよう、古賀市として、しっかりと取り組んでまいります。

対話集会/障がい福祉の新施設へ/中学校卒業式

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対話が原点。

 

 

9日夜は市長として対話集会を開催しました。双方向のコミュニケーションを政策につなげていく姿勢は県議時代から変わりません。ご参加いただいた皆さまに感謝します。お約束していた予算編成の「見える化」を進めるための第一歩として、市議会に提案している2019年度当初予算案の基本理念となる「持続可能な都市に向けた経営方針」の概念も含めて説明させていただきました。(資料はこちら

 

 

この日の大きなテーマは前市政時代から検討してきている「道の駅」の構想と産業振興。「道の駅」については、市内全域を回る中で、なぜ検討しているのか、その経緯と現状を市民の皆さまと共有する必要性を実感していたので、これまでの政治手法を応用して今回の集会を開きました。

 

 

今回で終わりではなく、数多ある市を取り巻く課題とともに引き続き開催していきますので、よろしくお願いいたします!

 

   ◇

 

地元に障がい福祉サービスの新たな支援拠点「なないろ」が完成し、10日、記念イベントに参加しました。この拠点では、子どもたちの発達支援や放課後等デイサービスから、大人の皆さんの就労支援などに取り組まれています。

 

 

株式会社「にじの色」さんが古賀市新久保の大根川沿いに本社とサービス事業所として開設。この日は岩隈社長に施設内を案内していただきました。イベント会場では、就労支援の一環として、古賀市で栽培されているサトウキビを100%使用して作られた「純粋黒みつ」も。もちろん購入しましたよ~。

 

 

お昼は新宮・古賀・福津・宗像の広域連携による健康増進事業「歩く王決定戦」の取り組みで、福津市津屋崎の食堂かどやさんへ。魚の煮付け定食、とても美味しくいただきました!

 

 

   ◇

 

古賀市内の3中学校で卒業証書授与式が8日行われました。卒業生の皆さん、保護者の皆さん、おめでとうございます。

 

 

私は古賀東中学校で卒業生たちにお祝いの言葉を贈りました。この中で、保護者の皆さん、地域の皆さん、先生方に「感謝」を言葉で伝えてほしいと伝えました。そのうえで、進学や就職といった新たな一歩を踏み出すにあたり、これから様々な決断や判断は人のせいにはできず、自分自身の責任であると自覚すること、社会に生きるすべての人は自分とは異なり、多様で、いろいろな考えを持った人がいるので、他者に対する思いやりと配慮が大切であり、お互いを理解するコミュニケーションが重要であることを伝えました。

 

 

 

卒業生の皆さん、頑張ってください!

 

   ◇

 

古賀のソウルフード「牛めし」。和加の牛めしは、なかなか忠実に再現できない給食の懐かしいあの味。美味しいですよ~。

 

シティ情報/小学校卒業式/古賀の魅力再発見

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福岡県民おなじみのタウン情報誌「シティ情報ふくおか」さんに取材をしていただきました。子どもの頃から親しんでいるのでうれしいですね。

 

 

 

リーパスプラザこが交流館のラグビーW杯コーナー前でインタビューを受けました。また、菜の花がきれいに咲き誇る筵内でも写真撮影を。古賀市の魅力をしっかりPRしました!

 

 

 

 

4月20日発売号に特集予定とのことです!よろしくお願いいたします!

 

   ◇

 

古賀市内の8小学校で卒業証書授与式が15日行われました。卒業生の皆さん、保護者の皆さん、おめでとうございます!

 

 

私は古賀西小学校へ。お祝いの言葉では、感謝の気持ちを言葉で伝えることの大切さ、小学校で育んできた生きていくうえでの基礎を中学校でさらに伸ばし、社会に出る準備をしっかりとしてほしいということ、そして、この社会にはいろいろな考えの人、いろいろな状況で生きている人がいるので、他の人の考えを聞き、他の人を思いやり、生きていくこと(民主主義と多様性の尊重)の大切さを伝えました。

 

さあ、未来を切り拓いていくため、頑張ってください!

 

   ◇

 

地域の魅力を掘り起こし、発信しよう!

 

私たちは自分自身が暮らす地域のすばらしさに気づいていないことがありませんか。私も古賀市内をひたすら歩き続けていますが、いつも新たな発見があります。

 

そうしたことから、古賀市では、私たちの暮らしに身近な風景を写真や絵画で表現する「古賀の魅力再発見コンテスト」を開催し、今年度も市民の皆さまから多くの作品を応募していただきました。どれも素敵な作品ばかり。12日に授賞式を行い、私から感謝の思いを込めて表彰状をお渡し、意見交換をさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

ご参加いただいた皆さまの作品は以下になります。作品の画像は古賀市HPの市長室ブログをご覧ください。(こちら

 

<写真部門>

最優秀賞=浅川武夫さん「大樹の土俵入り」

優秀賞=衛藤伸一郎さん「潮流は芸術家」

佳作=平山一夫さん「夕日に向かって」

特別審査員賞=中屋允雄さん「湖畔の親子」「ミラーの中のにぎわい」

<絵画部門>

最優秀賞=内田真佐子さん「印象派風夕陽」

 

なお、小中学校の児童・生徒さんには、それぞれの学校で授与していただくようにお願いしています。


10連休に「特別休日保育」を実施―子育て支援強化

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古賀市議会定例会の本会議が20日開かれ、一般質問が始まりました。この日は5人の議員の皆さんのご質問にお答えしました。これからのまちづくりの前進を念頭に、真摯に答弁させていただきました。

 

 

この日の本会議では、新たな子育て支援策を公表しました。

 

皇位継承に伴い4月27日~5月6日が10連休になることを受け、古賀市として独自に「特別休日保育」を実施することを表明しました。私が掲げている「チルドレン・ファースト」の理念に基づく、子育て支援策の強化になります。10連休の期間中、1園(久保保育園)で実施する通常の休日保育に加え、当初は休日ではなかった4月30日~5月2日の3日間について、3園(花見光保育園、ほづみ保育園、花鶴どろんこ保育園)で休日保育を特別に実施します。市内の各園のご協力があって実施できます。心から感謝を申し上げます。

対象は、4月1日以降に古賀市内の認可保育園等に通園する児童で、保護者全員が就労等の理由により特別に休日保育が必要となった児童。今年の10連休で休日が長期にわたることになったため、通常の休日には勤務を必要としない保護者であっても勤務をしなければならなくなる事態が想定され、安心して就労できるよう保育サービスを提供します。なお、受入人数には限りがあります。(詳しくはこちら

 

RKBさん(TBS系列)が夕方のニュースで報じてくれました。ありがたく思います。

 

 

この他の主な質疑についても報告します。

 

 

財政に関してご質問があり、これから「予算編成過程の見える化」を進め、市民の皆さまとともにまちづくりを進めていく観点から、「今後作成する『中期財政見通し』については公表することを想定し、検討してまいりたい」との新たな方針をお示ししました。

 

政策立案についてのご質問もありました。古賀市として2019年度に、2022年度から10年間のまちづくりの指針となる第5次古賀市総合振興計画の策定作業に具体的に着手することから、「市民の皆さまの声をしっかりと聞かせていただき、計画策定を進めていかなければならない」との大前提を申し上げたうえで、「私自身が市民の皆さまとの対話集会を各地で開催することはもちろんのこと、まちづくり全体に関する市民アンケートを広く実施する予定。2019年度当初予算案に、次期まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定するにあたってのアンケートの実施を盛り込んでいるが、第5次古賀市総合振興計画の策定にあたっても、市民の皆さまの声を政策に反映していくための重要な資料にしていきたい」との考えを示しました。

そのうえで、「今後も、(現在の)第4次古賀市総合振興計画の基本目標達成に向けた政策推進を強く意識するとともに、私が施政方針の中で示した『産業力』『子ども』『健康・安心』の大きく3つの観点から個々の政策の実効性を高めるとともに、それぞれの政策が相互に作用し合い、相乗効果で好循環をもたらすためのまちづくりを進め、第5次総合振興計画の策定にもつなげていく」との決意を申し上げました。自治体シンクタンクを設ける重要性についても貴重なご提言をいただきました。

 

 

障がい者福祉の向上に関しては、誰もが生きやすい、暮らしやすい地域社会を実現していくために、障がい者の皆さまの「声」を市政に反映していく重要性についてのご提言もありました。私も市長としてこれを率直に受け止め、特に公共施設のあり方について、「今後も引き続き、障がい者、高齢者などに配慮した公共施設とするため、ご要望やご利用の実態を踏まえて、バリアフリー化等を検討していくとともに、障がいについての啓発などソフト面の課題についても、障がい者が地域で安全に安心して生活し社会参加できるよう、今後も継続して関係機関や関係団体等と連携し、取り組んでいく」との姿勢をお示ししました。

 

また、子どもの権利についてのご質問には、この定例会で提案している「古賀市子ども・子育て支援条例(案)」の第17条にある「市は、子どもの人権を尊重する心を育むため、幼児期からの継続した人権教育を推進しなければならない」も引きながら、その重要性についての認識を申し上げました。なお、古賀市では、小学校で2006年度から市独自の人権教育副読本「いのちのノート」を活用し、「子どもの権利条約」をわかりやすいカルタにした市独自の「こどけんカルタ」で楽しく学ぶことができるようにしています。

 

西鉄宮地岳線跡地の活用については、あらためて、「市を南北に縦断する広大な財産であり、有効に活用していくべき。活用においては、地域の実情に合わせて、道路や歩道・遊歩道、緑地などといった空間を、市民の皆様の意見を取り入れ、合意形成を図りながら進めてまいりたい。将来にわたって地域の皆さまに愛される空間、親しんでいただける空間となるような整備を目指したい」との考えを申し上げました。そのうえで、対話集会などで現場の皆さまの「声」を聞かせていただくことを前提としたうえで、「今後、対話集会を継続して実施しながら用地買い戻しを進めるとともに、地元と協議が整い次第、詳細設計に取り掛かる。また、工事の時期については、詳細設計が出来上がり次第、用地を買い戻している区間から順次実施していきたい」との考えを申し上げました。

 

 

古賀駅周辺の再整備についても、まずは今年4月(来月)中に地権者向けに提示できる古賀駅東側の開発イメージを作成し、2021年度までに必要な都市計画決定の手続きを進める考えを申し上げたうえで、駅西側についても真摯に検討していく考えをお示ししました。

 

市長選挙や市議会議員選挙の選挙公営に関するご質問もありました。現在、古賀市としては選挙運動に係る費用の公費負担がないことから、その必要性をご提案いただいたものです。私自身も当事者ですので、あくまで一般論として、若者も含め多様な人が議員などに立候補でき、政治に参加する機会が保障されることが望ましいとの考えを申し上げました。

 

明日22日の一般質問にもしっかりと答弁してまいります。

一般質問―「共働」のための「情報共有」の重要性

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古賀市議会定例会の本会議が22日開かれ、一般質問が行われました。2人の市議の方からごご質問をいただき、真摯に答弁をさせていただきました。

 

 

市民の皆さまとともに「共働」でまちづくりを進めていくための行政のあり方について、貴重なご意見をいただきました。その大前提として、市民の皆さまと「情報の共有」を図っていかなければなりません。市まちづくり基本条例でもこのことをうたっています。

この日の答弁では、私の市政運営の基本理念である「みんなで力を合わせ、まちづくりを進めていく」ことについて、あらためてお示ししたうえで、「私たち一人一人が当事者意識を持ち、様々な課題について認識を共有できるようにすることは非常に大切であると考えており、今後、政策づくりや予算編成過程に市民の皆様が関われる仕組みを速やかに検討してまいりたい」と申し上げました。平成31年度の当初予算案の公表に際して、これからのまちづくりの概念図とわかりやすい概要資料を新たに作成、公開したのは、こうしたことを念頭に置き、「予算の見える化」の第一歩として取り組んだものです。(資料はこちら

また、市長に就任以降、このブログや市長室ブログFacebookTwitterといったSNSなどで日々の市政の動きをできる限り発信するよう努めており、メディアに対する市政情報の発信もこれまで以上に積極的に行っています。20日に公表した「10連休中の『特別休日保育』の実施」についても一部メディアが報じてくれました。(特別休日保育の詳細についてはこちら)

一方、共働の実現のためには、まちづくり基本条例の第9条に「市民等、議会及び行政は、信頼関係の構築のため、情報共有の推進に努める」とうたっているように、市民の皆さまがこうした「市が発信する情報」を積極的に受け取っていただくことも必要です。市民の皆さまと行政の双方向のコミュニケーションが図れるよう、今後も努力していく決意を申し上げました。

 

河川や海岸の愛護についてもご質問をいただきました。子どもも大人も、だれもが遊びたくなる川の環境づくりとして、平成23年度から県の事業を活用し、大根川の旧河道(市役所裏)で親水空間整備を進めています。これについては、九州大学のご協力もいただき、市民の皆さまが参加するワークショップ形式で、人と自然とが共存し、憩える水辺づくりを一緒に考えながら進めてきました。私も県議時代から関わっていますが、事業を引き続き推進していく考えをお示ししました。

また、私もできる限り参加している大根川クリーンネットの皆さまが中心となった一斉清掃や、海岸の一斉清掃を行う「ラブアース・クリーンアップ」といった取り組みに感謝し、「今後も、市民、地域、企業、行政が相互に連携した環境保全活動の環を全市的に広げていきたい」と申し上げました。

 

 

男女共同参画、男女がともに能力を発揮できる社会づくりについては、「古賀市男女平等をめざす基本条例」や「第2次古賀市男女共同参画計画」等に基づき取組を進め、審議会などの女性委員の割合が40%を超え、女性起業家が誕生するなど一定の成果が挙がっています。しかし、平成27年度に実施した市民・事業所意識調査では、「男は仕事、女は家庭を守る」といった固定的性別役割分担意識について「賛成」が「反対」を上回っており、男女共同参画の理念が広く浸透しているとは言い難い状況です。私も共働きで子育てをしている者として、こうした状況は変えていきたいと思い、活動してきました。そのため、「今後も、男女はもちろん誰もが家庭、学校、職場、地域社会において人権が等しく尊重され、対等な立場であらゆる活動に積極的に参画でき、互いに個性を認めあい、支え合う社会の構築に取り組んでまいります」と申し上げました。

 

古賀市の魅力を引き出し、広域的な観光振興を図っていく重要性についてのご提起もありました。古賀市は、海・山・川の豊かな自然に恵まれ、薬王寺温泉、国史跡・船原古墳に加え、「食のまち」として食品工業団地の直売所、コスモス広場、いちご狩りをはじめとした観光農園など、魅力的な観光資源が多くあります。また、「食の祭典」や「なの花まつり」、「JRウォーキング」などの季節に合わせたイベントが行われています。

これらを最大限生かすためには、私は宗像市や福津市、糟屋郡などの近隣市町との連携を重視しています。この日の答弁では「世界文化遺産に登録された『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群をはじめ、それぞれの地域の魅力ある資源を広域的につなぎ、地域全体の振興を図っていくことが必要」との考えを申し上げました。また、このブログでも既に報告していますが、台湾をはじめ海外へのトップセールスも始めており、インバウンドの拡大に向けて、古賀市の魅力をさらに発信すべく、一層力を入れていく考えをお示ししました。

 

超高齢社会の中で移動手段を確保するため、市内の公共交通網の充実・強化のご提案もいただきました。古賀市では、市民の皆さまの移動手段を確保するため、西鉄バス古賀市内線に補助を行うとともに、公共施設等連絡バス(コガバス)を運行しています。平成31年度は西鉄バス古賀市内線の充実(系統の振り替え)を図り、コガバスについても、バス停の増設や便数の増加、路線の変更等を行い、利便性の向上を図っていきます。また、市内にお住まいの70歳以上の方々を対象に、西鉄バス古賀市内線及びコガバスが100円で乗車できる「70歳お出かけバス事業」や、重度障がい者の方々を対象にタクシーの基本料金を助成する「福祉タクシー料金助成」を実施。このほか、花鶴丘3丁目区では「お出かけサポート」事業、高田区・筵内区・薦野清滝地区では「お出かけタクシー」事業により住民の移動支援に取り組んでいただいており、こうした制度も継続してまいります。さらに、平成31年度は、将来にわたって持続可能な公共交通体系の確立をめざし、地域公共交通網形成計画の策定に着手します。

福祉の側面から、市社会福祉協議会に指定管理している介護予防支援施設「しゃんしゃん」について、利用者さんの買い物支援などのための送迎を検討していることも明らかにしました。

 

 

このほかにも多くのご提起をいただきました。ありがとうございました。今後の市政運営につなげてまいります。

 

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古賀市議会の予算審査特別委員会も22日開かれ、ご審議いただいていた平成31年度の当初予算案を可決していただきました。心から感謝を申し上げます。

なの花まつり/アビスパ福岡と子どもの体力づくり

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古賀市筵内には菜の花が咲き誇り、「黄色のじゅうたん」が広がります。春の訪れを実感しますね。

 

 

毎年恒例の「なの花まつり」が17日、開催されました。JR九州ウォーキングの立ち寄りルートにもなっており、古賀市内外からとても多くの皆さんにご来場いただきました。快晴のもと、菜の花の香りが漂い、皆さんも自然と笑顔に。撮影した写真を個人のSNSなどで紹介してくださった方々も多かったようで、ありがたく思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地元の筵内区をはじめ企画・運営や出店にご尽力いただいた皆さんに心から感謝します。

 

 

鶏のかわいらしい帽子が活躍していた古賀の郷土料理・鶏すきも大人気でした!

 

 

 

 

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アビスパ福岡さんと連携し、子どもの体力づくり!

 

17日は古賀市として「健康づくり地域交流フェスタ」を古賀東中学校体育館で開催しました。古賀市は学校教育と社会教育ともに体力向上、健康増進に取り組み、体力テストでも成果をあげています。

 

 

会場では、福岡県議会のサッカー部員だった時、練習でお世話になったアビスパ福岡育成普及部長さんとも再会。Jリーグの社会連携本部からも視察にいらっしゃっていました。

 

 

引き続き、子どもの体力向上はもちろん、全世代型の健康づくりの推進にしっかりと取り組んでまいります。

 

古賀市は民法の改正後も成人式を「20歳」で実施へ

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2022年4月に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられることに伴い、古賀市では成人式の対象年齢などの今後のあり方について検討を進めてきましたが、これまで通り、成人式は「20歳」で実施することに決定しました。本日、記者会見で公表しました。(発表文章はこちら

 

2018年6月に成人年齢を18歳に引き下げる民法の一部を改正する法律が成立し、2022年4月に施行されます。市長として、「私の時の成人式はどうなるのだろうか」といった若者やその保護者の皆さまの不安、美容や着物の需給などに関する事業者の皆さまの懸念などがあると認識しており、地方自治体としては早期に意思決定することが責任であると考え、この判断に至りました。

 

この間、古賀市では若者を含む市民の皆さま、事業者の皆さまなどのお声を聴かせていただき、慎重に検討を進めてきました。その結果、①高校3年生に当たる18歳は進学や就職に向けた準備が多忙である②家庭(保護者)にも子どもが18歳の同時期は時間的制約や経済的負担がある③飲酒や喫煙など20歳のままのものも残る④美容室や貸衣装などの事業者にも大きな影響を与える――などの理由から、新成人やご家族、地域の皆さまに配慮しながら有意義な成人式を実施するため、「20歳」での実施を決めました。名称は「20歳のつどい(仮称)」などを検討しています。

 

 

なお、改正民法の施行後は、18歳を迎える皆さまに対し、成人としての心構えなどを含め、市としてのメッセージの発信や必要な情報の提供については行う方針です。

 

 

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【ししぶ児童センターの愛称は「Funknock(ファンノック)」に決定!】

 

子どもたちの育ちと学びにとても重要な役割を担っている児童センター(児童館)。古賀市内には3カ所あり、このうち最も新しい「ししぶ児童センター」の愛称を募集していましたが、このたび、古賀竟成館高校2年の松本千恵理さんが考案した「Funknock(ファンノック)」に決定しました。25日、私から松本さんに表彰状と記念品を贈り、感謝を申し上げました。

 

 

千鳥児童センター「COSMOX(コスモックス)」を利用しているという松本さん。児童センターは楽しい(=fun)場所という実感があり、気軽に児童センターのドアをノック(=knock)して遊びに来てほしい、という思いを込めて考案してくれたといいます。

 

今回の愛称募集には多くの作品が寄せられました。さまざまな思いを込め、作品を考えてくださった皆さまに心から感謝いたします。今後も子どもたち、子育て中の保護者の皆さんにとって心地よい児童センターをめざし、取り組んでまいります。

2019年度当初予算など全議案可決をいただきました

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古賀市議会定例会の最終本会議が27日開催され、私が市長として初めて編成した総額213億5400万円の2019年度一般会計当初予算案や子ども・子育て支援条例案、景観条例案、屋外広告物条例案などを可決していただきました。

 

 

2月28日の定例会開会以降、各議案について本会議や委員会での慎重なご審議を経て、提案した全26議案について可決・同意をいただき、諮問1件については市の判断を認める答申をいただきました。心から感謝を申し上げます。

 

2019年度当初予算については、市民の皆さまとともにまちづくりを進めていくために、予算編成の「見える化」の第一歩として新たに作成した「持続可能な都市に向けた経営方針」の概念図とともに予算概要資料を市HPで公表していますので、ぜひご参照ください。(資料はこちら

 

この定例会でも、議員の皆さまからは多くの貴重なご提案をいただきました。定例会を終えるにあたり、地方自治の「二元代表制」を念頭に、私から副市長や部長をはじめ幹部職員に対し、議員の皆さまからのご提案をしっかりと意識し、これからの市政運営につなげていくように伝えました。

 

閉会後は、この定例会が現職議員の皆さまの任期最後となることから、私から皆様に今期4年間の市政発展にお力添えをいただいたことへの敬意と感謝を申し上げ、結城弘明議長に感謝状を贈らせていただきました。

 

 

最後は皆さまと記念撮影。引き続きよろしくお願いいたします。

 

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