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大河ドラマ招致運動に参加/県議会が古賀を視察

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さあ、NHK大河ドラマ招致へ!

 

 

「立花宗茂と誾千代」招致委員会の今年度総会が6月1日、柳川市で開催され、古賀市の入会が承認されました。会長の金子健次・柳川市長をはじめ、県議初当選同期で地元の板橋聡県議(みやま市)、椛島徳博県議(柳川市)には挨拶で古賀市の入会を歓迎していただき、感謝します。

 

 

 

総会資料として、5月23日に私が柳川市を訪れ、連携を宣言したことを報じる読売、朝日、西日本、有明新報の各紙記事も配られました。

 

 

宗茂とその妻・誾千代とは、重要家臣の薦野増時、米多比鎮久を通じて縁が深い古賀市として、招致委員会への参加を契機にますます招致運動を盛り上げていきます。

 

 

   ◇

 

福岡県議会の民主県政県議団の皆さんが5月31日、古賀市を視察してくださいました。健康づくりや働き方改革などを中心に説明しました。県から先進地として関心を持っていただけることは、市町村にとってとてもありがたいことです。

 

 

今回の視察では、古賀市から大きく3つのテーマでプレゼンテーションを実施。①上下水道課の庁舎に行政としては先駆的な「フリーアドレス」(職員が固定の席を持たず、内容や状況に応じて席を使い業務を行う)オフィスの採用②「国宝級」の馬具が多数出土した国史跡・船原古墳について国・県・市が連携して保存と活用に向けて取り組んでいる現状と課題③要介護認定率が12.7%と県内で最も低い古賀市における健康づくりの取り組み――について、それぞれ詳しく説明しました。

 

 

 

特に、健康づくりについては、自治会単位で住民の皆さんが主体的に取り組む「ヘルスステーション」を体感してもらいました。説明会場に、古賀市が独自に導入している骨密度測定器などの高額な健康測定機器を準備。県議の皆さんに実際に測定してもらい、市の保健師さんが解説をしました。健康づくりサポーターの市民の方々にもご協力いただき、感謝します。

 

 

ちなみに、古賀市は国民健康保険の保険者努力支援制度(予防・健康づくりに取り組む自治体に国が財政支援を行う仕組み)の獲得点数も県内1位です。

 

 

これからの県政の前進、県民福祉の向上のため、今回の視察が県議会における知事への質問・提案につながることを期待します。

 

   ◇

 

古賀市議会の6月定例会が6日、開会しました。

 

私から古賀市内の8小学校3中学校の全ての普通教室などにエアコンを整備する工事請負契約の締結や、消費増税に伴うプレミアム付き商品券の発行や介護保険低所得者保険料の軽減などを盛り込んだ総額3億6528万9000円を増額する一般会計補正予算案など計10議案を提案し、理由を説明しました。

 

 

なお、各議員の皆さまから本会議で質問をいただく一般質問は17日(月)、18日(火)、19日(水)、最終日は24日(月)になります。


古賀北中で講演/福岡県予算案に骨髄ドナー助成

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最近は中高生と交流する機会を多くいただき、ありがたく思います。まちづくりを進めていくうえで、子どもの感性はとても重要です。

 

1日、古賀北中学校で「古賀市の先輩」として講演しました。私のこれまでの経験から、メディアの記者や議員、首長の仕事の意義を伝え、主権者意識を持ってもらえるように工夫しました。

 

 

そのうえで、誰もがお互いの個性を尊重し、一人一人が大切にされる社会をめざす重要性を共有しました。その中で、フリーアナウンサーであり、全国各地の地方局出身の女性アナウンサーを束ね、地域活性化をめざして取り組んでいる長崎真友子さん▽国内女子トップ級のボートレーサーの小野生奈さん(古賀市水の特命大使)▽昨年単行本デビューを果たした漫画家のくらのさん――といった古賀北中の卒業生をはじめ、ラグビー日本代表の福岡堅樹選手(古賀東中卒)といった古賀市の出身で様々な分野で活躍している皆さんの「いま」も紹介。生徒の皆さんには、自己を探り、主体的に夢に向かって生きる大切さについてもつかんでもらえたかと思います。質問もとても活発でよかったです。

 

今回の講演が、生徒の皆さんのこれからの歩みのきっかけ、ヒントになっていればとてもうれしく思います。

 

   ◇

 

【福岡県が当初予算案に骨髄ドナー助成の新規事業】

 

福岡県は2019年度当初予算案に、骨髄移植のドナーに助成する事業を新たに盛り込みました。私が県議時代に小川洋知事に提案していたものです。骨髄ドナーの経済的負担の軽減を図り、骨髄を提供しやすい環境を整備します。福岡県政が「一人一人の命を大切にする」という姿勢を示してくれたことに感謝します。

 

 

骨髄ドナーになれるのは18歳~54歳の働き盛りの世代。日本骨髄バンクによると、ドナーになった場合は通院や入院で約1週間を必要とするため、患者さんと血液の型が一致しても提供まで至らないケースがあります。このため、私は県議会の2016年12月定例会2018年6月定例会で、市町村に対してドナーの休業を補償する助成制度の創設を促し、助成額の2分の1を県が市町村に補助するように求めていました。今回の県事業は私が提案した制度設計と同じです。

 

なお、古賀市は2017年度から既に助成制度をスタートさせており、1日2万円、7日間を上限に助成しています(こちら)。当初予算案が県議会で可決されれば、今後は県の補助を受けながら制度を継続させていきます。

 

   ◇

 

2日は花見東2区のレクリエーション大会へ。挨拶ではラグビーW杯をPRしました。福岡堅樹選手のサインボールを持参。多くの市民の皆さまに関心を持ってもらえていると実感しています。

 

 

みんなで応援し、盛り上げていきましょう!

大学生を応援!/幼保の合同就職説明会を開催へ

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古賀市の大学生を中心とした若者グループが開発した新ジュース「たぴこ」。8、9日両日、サンリブ古賀店の催事場で初めて販売され、大好評でした。

 

 

古賀市を盛り上げようと立ち上がった大学生など11人でつくる「MIRACOプロジェクト」が、古賀の農家さんが育てたイチゴの王様あまおうと、「第3次ブーム」が到来しているというタピオカ、さらには健康素材のマンナンを加えて作り上げたもの。今後の展開が楽しみです!

 

 

   ◇

 

チルドレン・ファースト。保育士さんなどに古賀市内で働いていただけるよう、古賀市として初めて、市内の保育園・幼稚園・認定こども園の皆さまと連携した「合同就職説明会」を開催します。開催日時は6月22日(土)午後1時から。詳しくはこちらのページをご参照ください。

 

 

この合同就職説明会は、私が示した経営方針の「子ども」における「安心して産み育てられる環境整備」の取り組みの一環。会場には各園のブースがあり、一度にさまざまな施設の説明を受けることができます。キッズスペースも設置。ぜひとも、学生・新卒・既卒・未経験者など多くの皆さまにお気軽にご来場いただきたいと思います。皆さまの周りの方々にもお声掛けいただけると幸いです。

 

全国の都市圏で待機児童が課題となる中、古賀市は年度当初は待機児童ゼロを実現してきていますが、どうしても年度途中に待機児童が生じ、今年度は特に幼児教育・保育無償化を控え、例年になく厳しい状況を想定しています。保育士さんなどの確保に向けて、「昔、保育園や幼稚園で働いていた」という人をはじめ周囲の方々へのお声掛けなどご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

   ◇

 

循環型社会を意識した自治体経営はこれからの国家、地域にとってとても重要です。古賀市としてごみ減量化を推進しており、このほど、最優良事業所の皆さまを初めて表彰させていただきました。

 

 

 

事業所さまは▽山崎製パン福岡工場▽ピエトロ▽古賀環美サービスセンターの3社。社内におけるごみ減量の取り組みに加え、消費者の皆さまに向けた啓発、大根川一斉清掃などが評価されました。

 

 

 

 

引き続き、よろしくお願いいたします!

G20関連行事で国際交流を推進/Funknockおひろめ

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国際交流・自治体外交の推進は市長の責務と考え、就任以来、県議時代の経験と人脈を生かし、様々な機会に積極的に参加しています。トップセールスが重要な政策分野です。

 

 

8日夜はG20福岡財務大臣・中央銀行総裁会議の歓迎レセプションに福岡都市圏の首長として出席。こうしたチャンスは全力で生かさないといけません。

 

 

タイ総領事館のアッタカーン総領事や米国領事館のジョイ・M・サクライ首席領事をはじめ福岡の国際交流、経済・観光振興に関わる多くの皆さんと意見を交わすことができました。

 

 

 

会場ではラグビーW杯のPRも行われていました。もちろん古賀市出身の福岡堅樹選手も!

 

 

これからの古賀市のまちづくりにつながるヒントも得られました。頑張ります!

 

   ◇

 

古賀市立ししぶ児童センターの愛称が「Funknock(ファンノック)」に決まり、8日、「おひろめ会」を開催しました。

 

 

 

愛称を考えてくれた古賀竟成館高校の松本千恵理さんや古賀キッズブラスによる演奏が花を添えてくれました♪

 

 

子どもの育ちを支える拠点としてこれからも多くの皆さんに親しく活用していただきたいですね。みんなが楽しめる場所、気軽にノックして来てください!チルドレン・ファースト!なお、2019年3月27日付ブログもご参照ください。

 

 

   ◇

 

第60回古賀市消防ポンプ操法大会が9日、開催されました。

 

 

消防団は地域防災の要。日ごろから、私たち市民の安全安心のために活動し、火災はもちろん風水害や地震などの災害時には迅速に対応していただいています。挨拶では、日ごろの活動への感謝を申し上げました。

 

今年の結果は、小型ポンプの部が①12分団②15分団③13分団、自動車ポンプの部が①5分団②本部分団③17分団――でした。優勝した12分団と5分団は祝賀会にお招きいただき、お祝いを申し上げました。消防団員の皆さま、一日お疲れ様でした!

 

操法大会の会場で消防団OBの佐々木さんと

古賀市のPR動画を公開!/全国市長会/大綱質疑

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古賀市出身で、「地方」を盛り上げる女性アナウンサー団体「女子アナ47」をプロデュースする長崎真友子さんが古賀市のPRビデオを作ってくださいました。(こちら

 

撮影は今年に入ってから。私や職員有志もお手伝いさせていただきました。

 

 

 

古賀市には薬王寺温泉をはじめとする観光資源、あまおうなどの農産物、食文化の魅力などが満載です。さらに、チルドレン・ファーストを掲げ、子育てや教育にも力を入れています。今回のPRビデオでは、そんな魅力の一端を伝えてくれています。

 

あわせて、私に焦点を当てた動画も。それにしても我ながら硬い!(こちら

 

 

ぜひ、多くの皆さまに見ていただきたいと思います。ご尽力いただいた長崎さんにあらためて感謝を申し上げます。

 

   ◇

 

11日から上京。

 

初日は厚生労働省や文部科学省から現状を聞き取るなどした後、首相官邸で開催されたホストタウン首長会議に参加しました。東京オリンピック・パラリンピックに向け、古賀市はお隣の福津市さんとともにルーマニア柔道選手団の事前キャンプ地であり、同国のホストタウンにもなっています。直近の動きは今後の取り組みの参考になりました。

 

 

12日は全国市長会議が開かれました。

 

 

全国市長会として▽東日本大震災からの復旧・復興及び福島第一原子力発電所事故への対応▽国土強靭化、防災・減災対策等の充実強化▽地方創生の推進・分権型社会の実現▽都市税財源の充実強化▽持続可能な社会保障制度の構築等――に関する決議を採択。国に取り組みを求めていきます。

 

こうした会議は、各地の市長の皆さんと交流できる貴重な機会です。全国の先輩市長の皆さまと話していると、市政運営上の様々なヒントをいただくことができます。この日は全国青年市長会の意見交換会にも出席しましたが、市政運営上考えなければならないことは共通しているとあらためて実感できました。ちなみに、私は九州の市長で2番目に若く、最も若いのは佐賀県嬉野市の村上大祐市長です。

 

この日は古賀市を取り巻く課題の解決と生活向上のため、霞が関を回りました。地元の福岡4区選出の宮内秀樹衆議院議員にお力添えをいただき、感謝します。さらに、危機管理と防災・減災対策についてもあらためて学ぶことができました。有意義な一日でした。

 

   ◇

 

市政報告が完成し、配布を始めました。県議時代同様、自らの活動を紙媒体でも発信し、政治を身近に、市政を身近に感じていただけるように努力していきます。

 

10日朝は古賀駅東口で配布。多くの皆さんに市政報告を受け取っていただき、感謝します。想定より早く品切れになってしまいました。

 

 

配布後、市役所へ。この日は古賀市議会の6月定例会本会議が開かれ、私が市長として提案した議案に対する大綱質疑が行われました。

 

 

古賀市内の8小学校3中学校の全ての普通教室と小学校の図書館と和室の計258教室に今年度中に空調(エアコン)を整備するため、この定例会で業者との工事請負契約の締結(契約金額6億5780万円)について議決を求めています。また、今年度中に、さらに小中学校の音楽室、小学校の図工室、中学校の美術室の計27教室についても整備する準備を進めています。

 

この日の質疑では、私が市長就任直後から、今年度(2019年度)のできるだけ早期にエアコンを設置することができないか、また普通教室だけでなく音楽室などの特別教室にも設置できないか、担当部課に検討を指示していたことを明らかにしました。私も小学生と中学生の子どもがおり、学校現場の声を踏まえたうえでの指示でしたが、庁内での検討の結果、全国的な整備ラッシュによる技術者不足や資材納期の遅れなどが見込まれる中、安全を確保したうえで学校運営への影響を最小限に抑えながらの作業となるため、令和2年(2020年)3月10日までに全校設置する工期としています。事実上、今夏に間に合わせることは困難ですが、仮に3月10日より早く完成できれば、臨機応変に対応する考えです。

 

また、理科室などの一部の特別教室については今年度中にはエアコンは整備されません。学校施設においては、長寿命化対策や防災機能強化などの課題が山積しており、古賀市も財政事情が厳しい中、さらに整備を進めるためには国からの財政支援が必要であり、私自身も要望などを行っていきます。

 

また、補正予算案に風疹の予防接種等の事業費を盛り込んでいることに関連し、現在、定期の予防接種は9割が国の交付税措置となっているところ、国が全額負担すべきであるとの私の考えを示しました。これについては福岡県市長会を通じても国に要望しています。

 

このほかにも消費増税に伴うごみ処理用ポリ袋や粗大ごみ用シールの手数料改定、プレミアム付き商品券の発行や介護保険低所得者保険料の軽減について質疑があり、私や担当部課長で答弁をさせていただきました。

福岡県東京事務所で意見交換/国土交通相に要望

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上京の機会は有効に使うことが大切です。わずかな時間でも仕事につながる関係機関を訪ねる、人と会うことを心がけています。

 

13日は福岡県東京事務所に伺いました。オフィスに入ると、県内60市町村が紹介されています。古賀市は青柳・五所八幡宮のむーみんの木!

 

 

県議時代からお世話になっている田代裕靖所長と意見交換。古賀市が力を入れている企業誘致や、これから推進していきたい若者の起業支援などについて有意義なやり取りができました。

 

 

 

 

そして、県東京事務所の入るビルの1階にはアンテナレストラン「福扇華」があります。博多和牛や天然真鯛などの美味しい料理や県内の様々な農産加工品・工芸品を楽しめます。

 

 

 

 

外国人の皆さまにも好評で、リピーターの方も増えているとか。東京都千代田区麹町1-12-1。首都圏の皆さま、上京される皆さまもぜひお立ち寄りください!

 

 

   ◇

 

石井啓一・国土交通大臣に全国街路事業促進協議会(会長=林文子・横浜市長)として要望書を提出させていただきました。

 

 

古賀市は街路事業として都市計画道路・浜大塚線の整備を進めており、私も同協議会のメンバーとしてさらなる事業の推進をめざしています。石井大臣との意見交換の中では、私から防災や観光振興などの視点から無電柱化を推進するための市町村支援についても申し上げました。

 

 

福岡県からは岡垣町の宮内實生町長、篠栗町の三浦正町長、福津市の原﨑智仁市長も一緒に石井大臣と面会。これに先立ち、同協議会の通常総会を開催しており、「連続立体交差事業などの踏切対策や、安全・安心な歩行空間の確保に向けた交通安全対策、低コスト手法を活用した無電柱化事業等を継続的に支援すること」などの7項目をまとめた決議を採択し、今回要望したものです。

 

 

 

さらに、この日の午前中は「無電柱化を推進する市区町村長の会」(会長=吉田信解・埼玉県本庄市長)の定期総会にも出席。国土交通省道路局から最新の状況についての説明もいただきました。古賀市としても推進に向けて取り組みを検討する必要があると考えています。

 

翌14日は日本道路協会の総会に出席し、帰福。そのまま市役所に入り、わずかな時間に様々な打ち合わせをした後、粕屋地区防災協会さんとの意見交換会に出席しました。息つく間もない一週間でした。

一般質問―道の駅・古賀駅周辺開発・企業誘致など

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古賀市議会の本会議が17日開かれ、議員の皆さまから私たち行政に対する一般質問が始まりました。県議の経験から、議会からのご質問やご指摘は二元代表制を採る地方自治においてとても大切と考えており、真摯に受け止めさせていただいています。

 

 

1人の議員さんと約1時間のやり取りになります。1人の議員さんの発言時間は30分、私をはじめ行政側の答弁に時間制限はありませんが、これまでの実績を踏まえると議員さんと同程度の時間発言しています。3日間で12人ですので総計12時間前後になります。

 

なお、県議時代から本会議についても迅速な情報発信を実践しています。質問を受ける側なので議員の時よりも分量が膨大になりますが、書いてお伝えします。

 

 

今回の一般質問では、道の駅の整備に関する質問が多く通告されており、初日の本日も質問がありました。道の駅については、前市長の時代から第4次古賀市総合振興計画後期基本計画に基づき、市が主体となって平成29年度から2年以上検討を行ってきており、私は市長就任の昨年12月にこの検討を実務的に引き継ぎ、今年3月末に基本計画暫定案ができています。

なお、私は、道の駅を古賀市に整備することを現段階で意思決定していません。私は市長選から、古賀市の「農商工の魅力を引き出す産業力の強化」のために観光・物産などの情報発信・交流拠点を構想する必要性については申し上げていましたが、道の駅の可否は掲げていません。このため、既に就任時点で古賀市として約1年9カ月進めてきた道の駅整備の検討について、行政の継続性の観点からいったん引き継ぐことが妥当と判断し、現在に至っています。おそらく、これは道の駅の可否を明確に掲げていない限り、どなたが市長であっても現実的な対応として選択したものと認識しています。

そのうえで、私は就任時点で、市がそれまで進めてきていた道の駅の検討状況、その目的や背景について、市民の皆さまにほとんど伝わっていない現状を危惧し、行政としてそれらを伝え、市民の皆さまのご意見などをいただくためにタウンミーティング(対話集会)を実施することを指示し、まずは今年3月に実行。さらに、3月末にできた基本計画暫定案について、そのポイントをまとめたリーフレットを作成して市内全戸に回覧し、ご意見を募ることも指示。これは現在実施中です。また、タウンミーティングを6月21日(金)にも再度実施し、ここでも暫定案を踏まえたご意見を募ることにしています。これらの市民の皆さまとの対話の機会の創出は、私が市長を務めているからこその独自の取り組みといえます。詳しくはこちらのページをぜひご参照ください。

そして、基本計画暫定案の内容について行政としてのさらなる詳細な検討、この定例会などにおける議会の皆さまのご指摘、市民の皆さまのお声を踏まえ、今年の夏ごろ(8月ごろの見込み)に、最終的に市長である私が行政の長として、道の駅を整備するかどうかについて主体的に判断します。市として2年以上検討してきている案件ですので、特段の事情が生じない限り、基本的に判断を先送りしません。

なお、私が道の駅整備の可否を判断するにあたっては、古賀市の財政に与える影響を当然念頭に置きます。古賀市には、これからのまちづくりに向けて私が「1丁目1番地」と位置付けている古賀駅周辺の再開発や、企業誘致のための土地利用転換(今在家、新原高木地区開発など)、西鉄宮地岳線跡地の整備、都市計画道路の整備、インフラの老朽化対策や公共施設再編などの極めて重要な課題が山積しており、そうしたことも踏まえ、財政規律を維持しながら「選択と集中」で市政を運営していかなければなりません。

本日の本会議では、以上の基本的立場から答弁をさせていただきました。

 

 

また、「1丁目1番地」に位置付けるJR古賀駅周辺の再開発の今後のタイムスケジュールについては、令和3年度(2021年度)までに必要な用途区域、地区計画、都市計画道路などの都市計画決定ができることをめざして、地権者の皆さまや関係機関と協議を進めていることを明らかにしました。

 

長年進んでこなかった西鉄宮地岳線跡地の整備についても、私は沿線行政区の皆さまと対話をしながら、推進していく決意を示しています。特に古賀北区においては、市長就任後の2月17日と6月16日(昨日)の2回、既に住民の皆さまと意見を交わしました。こうしたことを踏まえ、この日の答弁では「市民の皆さまのご意見、ご要望については、対話集会の中で様々あることを認識しており、今後、地域の実情に合わせてご意見をとり入れ、合意形成を図りながら進めていきたい。また、その課題は、地域の中にも様々な意見があり、その調和点を見出すことの難しさがあると認識しているが、今後も引き続き努力をしていく」という考えをお示ししました。なお、6月16日の夜に開催した古賀北区の対話集会は約2時間30分となり、信頼関係構築に向けた様々なやり取りをすることができました。

 

超高齢社会の中で、家族が亡くなった際の様々な手続きについて、行政として手厚くサポートする必要性が指摘されています。従来、このことについて問題意識を持っていましたが、この日の本会議で議員の方からもご提起をいただきました。そこで、市として新たに、死亡届出後の市役所などで必要な手続きについて分かりやすく丁寧にまとめたハンドブックを作成する考えをお示ししました。あわせて、他の自治体に先進事例のある「おくやみコーナー」などの専用窓口の設置については、設置に必要なスペースや人員の確保などを要することから、こうしたことを踏まえ検討していきます。

 

 

企業誘致についてはトップセールスの重要性についてのご指摘がありました。私も重視しており、直近では先週の上京の際、福岡県東京事務所を訪れ、古賀市の特性やこれを踏まえた企業立地の状況、今後の開発計画などについて説明したこと、首都圏の若者を福岡県や古賀市に呼び込むための起業支援の必要性などについて意見を交わしたことを報告しました。

 

農業振興をどのように図っていくのか。特に超高齢社会を迎える中で、新規就農支援など担い手の確保・育成、販路の拡大、園芸農業が盛んな古賀市の特性をさらに伸ばすための生産支援などの取り組みが重要であり、これらについて有意義なやり取りをさせていただきました。

 

平和行政の推進も重要なテーマです。古賀市は平和首長会議に加盟し、恒久平和を願うシンボルとして市内の全小中学校に被爆クスノキを植樹しています。この日は、5月8日に長崎市の田上富久市長を訪ね、意見交換をさせていただいたことも報告。戦争体験の「追体験」の重要性について認識を共有し、古賀市としても取り組みを進めたいと考えています。また、質疑の中で、古賀市が平和首長会議の理念を共有して行動しているのか、ホームページの状況や発信が脆弱である旨のご指摘があり、検討する考えをお示ししました。

 

明日も一般質問は続きます。よろしくお願いいたします。

 

   ◇

 

リズム体操協会さんの市民ふれあい大会!講師は百田彩乃さん!私も劇団DAICOON(ダイコーン)の稽古でご指導いただいている明るく素敵な先生です! 

 

 

開会式では、私から百田さんのご紹介に加え、「健康・安心」を古賀市の経営方針における重要なキーワードに位置付け、スポーツを軸としたまちづくりも進めていることも説明しました。挨拶の写真は吉田健一朗県議が撮ってくださいました。感謝!

 

 

この土日はスケジュールのわずかな合間に古賀市役所の市長室に何度も立ち寄り、山積する事務作業。そして、どんなに過密でも新聞は読まないといけませんね。

 

16日は福岡県教職員組合粕屋支部の定期総会や古賀市民オーケストラの定期演奏会、さらには学校法人伊豆学園・天照幼稚園の50周年記念式典に参加。17日は朝イチで、福岡県ゲートボール連合の全日本選手権大会に向けた県予選が古賀市のグリーンパークで開催され、歓迎の挨拶。都市近郊で自然に恵まれたまちの魅力もしっかりPRしました。前述の古賀市リズム体操協会の「市民ふれあい大会」を経て、古賀市消防団第8分団の小型ポンプ配備お披露目式へも。さらに夜には、西鉄宮地岳線跡地の活用に関する地元の皆さんとの対話集会を約2時間30分、続いて中川区の防風林を守る会の総会へ(終わった直後でした。すみません)。

 

この土日も多くの皆さんと交流できました!ありがとうございました!

一般質問―被害者支援・安全安心・大河ドラマなど

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古賀市議会は18日も本会議を開催し、一般質問を継続しました。安全・安心な地域社会づくりに関するご質問ご提案が目立ちました。

 

 

犯罪の被害にあった人や家族の権利は保障されなければなりません。しかし、被害を受けた後、周囲の様々な言動、インターネットでの誹謗中傷、過剰な取材活動などにより、精神的な苦痛や体調不良、名誉棄損などの「二次的被害」を受けることがあります。このため、二次的被害を防止し、総合的な支援体制を整備することが求められます。実は、福岡県議会は私が議員在任中の2018年2月定例会で、議員提案で犯罪被害者等支援条例を制定しています。

本日は議員の方から、犯罪被害者支援のための条例制定についてご提案があり、大変有意義でした。私は県議時代の経験から、被害者支援体制の充実を図ることの重要性を認識しており、市長就任後、条例制定に向けた検討を既に指示しています。これを踏まえ、この日の答弁では「条例について既に調査を始めており、県や先行自治体の事例を参考にし、その必要性も含め検討していきたい」と申し上げました。

 

 

自転車の安全利用と事故防止も大切なテーマです。こちらも私が県議時代、「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」を県として制定しており、自転車保険への加入が努力義務化されています。質疑では、加入について、全小中学校で自転車利用に伴う個人賠償責任を補償した県PTA連合会の総合保障制度を案内するとともに、努力義務化されていることの周知を進めていることなどについてお答えしました。

 

通学路における子どもの安全確保については、国が示している「登下校防犯プラン」に基づき、市内各小学校の危険個所を抽出し、市教委や学校、粕屋警察署による合同点検を既に実施しています。また、安全マップの作成や地域の「見守り隊」の皆さまの活動などの支援に取り組んできました。質疑では、見守り隊との連携強化のご提案などがありました。

あわせて、防犯カメラの設置について、私から既存の道だけでなくこれから新たに整備される道等も含めて「犯罪の抑止効果もあり、安全対策の手段として検討を進めていく必要がある。PTCAや学校からの要望、地元の意見、プライバシー保護の観点からの設置の妥当性、警察の助言などを参考にし、必要性も含め検討していきたい」と申し上げました。

 

年々、高齢化が進む中、福祉政策の充実が求められており、この日もテーマになりました。古賀市では住民の皆さんが主体的に取り組む「ヘルス・ステーション」をはじめとして介護予防・健康づくりの事業で成果も上げてきていますが、市内各地で地域差が生じないように努めていかなければなりません。また、高齢者の孤立防止のための地域との連携、家庭で介護を支える現役世代への支援などについても提起がありました。

 

 

NHK大河ドラマの招致についてもご質問をいただきました。現在、柳川市を中心に「立花宗茂と誾千代」を大河ドラマにしようという活動が盛り上がっています。戦国時代の武将として高い人気を誇る立花宗茂とその妻・誾千代とは、現在の古賀市薦野を本拠としていた薦野増時と米多比を本拠としていた米多比鎮久が重要な家臣であったことから、古賀市もとても縁が深く、私は5月23日に招致委員会の金子健次・柳川市長を訪問し、連携協定に調印。6月1日付で招致委員会に加盟しました。

質疑では、招致活動に参加する意義と今後の取り組みを問われ、「大河ドラマの招致活動は、市民の皆さまが地域の歴史や文化に強い関心や愛着を持っていただくきっかけになるとともに、本市のPRにもつながることから、それ自体に大きな意義がある。まずは広報紙やHP、SNSなどを通じて立花宗茂と誾千代の歴史や、薦野増時と米多比鎮久の関わりなどを市民の皆さまに知っていただいたり、招致委員会の活動を紹介したりするなどして機運を醸成するとともに、薦野の歴史をつなぐ会や米多比の歴史を学ぶ会、道雪会など自らの地域の歴史を掘り起こし、地域の振興につなげようとされている地元有志の皆さまの活動としっかり連携しながら、市全体の取り組みに広げていきたい」と申し上げました。

 

10月17日~20日に古賀ゴルフ・クラブで開催される日本オープンゴルフ選手権は古賀市をPRする絶好の機会です。現在、古賀ゴルフ・クラブと定期的に協議し、ボランティアスタッフの募集や駐車場の確保などの支援を行うことにしており、加えて、特産品の販売なども検討しています。答弁では「クラブの皆さま、地元の皆さまと力を合わせ、本市の活性化と全国へのアピールの方策について取り組みを進めていく」と決意を申し上げました。

 

 

前日に引き続き、道の駅に関する質問もいただきました。特に、整備の可否を意思決定する際、長期間にわたる市の財政負担が必要となることから、事業収支計画や経済波及効果を慎重に精査する方針について申し上げました。

また、議員の方から「歴史的な視点から道の駅を考えるべき」という新たな提案もありました。醍醐天皇の命により編纂が始められた「延喜式」に、大宰府から都につながる古代官道が現在の古賀市内を通り、「席打(むしろうち)駅」があったことが記録されており、あらためて古賀市が古来より交通の要衝だったことが分かります。私からは、古代官道の駅には馬が置かれていたこと、古賀市には馬渡(ヒンドー)という地名が残っていること、国史跡船原古墳からは「国宝級」とも評される金銅製の馬具が多数出土していること、古賀市筵内には福岡県馬術競技場があることなどを挙げながら、道の駅を整備するかどうかに関わらず、「馬」をキーワードに歴史をとらえ直すことができること、こうした歴史を地域資源ととらえ、まちづくりを進めていくことが大切であり、今後も強く意識していきたい旨を申し上げました。


一般質問―次期総合計画・古賀駅周辺整備など

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古賀市議会は19日も本会議を開き、一般質問を行いました。これからのまちづくりにおけるとても重要なテーマについてやり取りさせていただき、私の考えを申し上げました。

 

 

古賀市では、2022年度(令和4年度)から10年間のまちづくりの指針となる「第5次総合計画」の策定作業に着手しました。現在の第4次総合振興計画(計画年度は2012年度~2021年度)からつながる次期の総合計画となります。

 

次期総合計画の策定作業は、今年度から2021年度までの3年間。まちづくりの最も重要な指針であり、私の政治家としての基本理念である「対話」と「交流」を起点に、市民の皆さまとともに力を合わせ、議会の皆さまのご理解をいただきながら策定作業を進めていきます。具体的には、自治会などの地域単位での対話集会(タウンミーティング)や市民アンケート調査を実施。子どもの感性をまちづくりに生かすため、小中高校生からの提案募集も行います。古賀市に関わる様々な団体・事業者の皆さまからもご意見をいただくことにしています。

 

私たちは、少子高齢化や人口減少の進行による人口構成の変化など急激な社会経済情勢に対応しながら、まちづくりを進めなければなりません。古賀市の歴史や風土が育み、先人の皆さまが培ってきた古賀市の強みや地域特性、魅力ある資源を最大限に生かすことで、子どもたち孫たちに責任をもって未来をつなぐ。そのために、私がビジョンとして掲げる「持続可能な都市」の実現をめざし、新たな計画をつくります。

 

 

時代の変化に的確に対応していくためには、中長期的な視点と、短期的な視点の両方が必要です。そこで、次期総合計画は新たな手法として、中長期的展望に立った「基本構想」と、その時々の社会経済情勢の変化などに対応した「アクションプラン」の2層構造で策定することにしました。アクションプランは毎年度、ローリング方式による見直しを行うことで、実効性・弾力性・即応性を高めます。

 

さらに、私は市長選で「国連サミットで2015年に採択されたSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)の理念に基づき、持続可能な地域社会を構築する」と掲げており、次期総合計画の策定過程においてもSDGsの視点を取り入れることにしました。政策推進における経済・社会・環境の三側面の統合的取り組みによる相乗効果の創出、市の施策とSDGsのターゲットとの関連付け、未来のある時点の目標とする状態から現在を振り返って今何をなすべきか考えるバックキャスティングの考え方を取り入れた事業構築などを考えています。

 

この日の本会議ではこうした基本方針に基づき、答弁をさせていただきました。なお、第5次古賀市総合計画の策定方針については古賀市HPでも公開していますので、こちらをぜひご参照ください。

 

 

私が「1丁目1番地」に位置付けているJR古賀駅周辺の再開発については、現在、商業の活性化や定住促進に有効な土地利用を中心に、地権者の皆さま、関係機関と協議を進めています。あらためて今後のタイムスケジュールについても説明。令和3年度(2021年度)までに必要な用途区域、地区計画、都市計画道路などの都市計画決定ができることをめざしています。また、駅の東側だけでなく、西側の将来像も重要です。現在、空き店舗化、空き地化、駐車場化、高層住宅の建設が進行していますが、今後は起業支援などの商業振興の推進にあわせて、商業の活性化に必要な適度な人口の定住化や交流人口の増加に有効な土地利用策を検討し、土地活用の活性化を誘導していく必要があると考えています。

 

西鉄宮地岳線跡地の整備についても、私は沿線行政区の皆さまと対話をしながら、推進していく決意を示しています。特に古賀北区においては、市長就任後の2月17日と6月16日の2回、既に住民の皆さまと意見を交わしました。こうしたことを踏まえ、「お聞きしたご意見は真摯に受け止め、今後、地域の実情に合わせて、道路や歩道・遊歩道、緑地などといった空間を、将来にわたって市民の皆さまから愛され続ける西鉄宮地岳線跡地となるよう、計画に組み込んでいきたい」と申し上げ、対話を丁寧に重ねて意見をいただきながら、然るべき時期に整備方針を決断する考えをお示ししました。

 

 

整備するかどうかの意思決定に向けて検討をしている道の駅についてもご質問をいただきました。基本的には、この3日間の一般質問で他の議員の方々からいただいたご質問に対する答弁を申し上げました。そのうえで、特に、私は市長選で古賀市の「農商工の魅力を引き出す産業力の強化」のために観光・物産などの情報発信・交流拠点を構想する必要性については申し上げていたものの、道の駅の可否は直接的に掲げていないため、既に就任時点で古賀市として約1年9カ月進めてきた道の駅整備の検討について、行政の継続性の観点から実務的にいったん引き継ぐことが妥当と判断し、現在に至っていることをあらためて説明。今年の8月ごろにも整備の可否を意思決定する際、長期間にわたる市の財政負担が必要となることから事業収支計画や経済波及効果を慎重に精査すること、古賀駅周辺整備をはじめ多額を要する他の様々な案件など、中長期的なまちづくり全体のあり方を考慮し、総合的に判断することを申し上げました。

なお、前市長時代からの行政としての検討の継続性を踏まえ、今年度当初予算に、道の駅を整備すると判断した際、基盤整備基本設計策定などに要する約3648万円を盛り込んだことの可否についてご質問をいただきましたが、当初予算を可決していただいた3月の定例会の予算審議の際にご説明したように、「やるという意思決定をしたときに速やかに次の段階に着手できるように計上させていただいた」と申し上げました。つまり、整備しないと意思決定した場合、この予算は執行しません。

 

3日間の一般質問で、12人の議員の皆さまから貴重なご意見とご提案をいただき、心から感謝いたします。今後の市政運営にしっかりとつなげてまいります。

消防団女性部を激励/地球温暖化対策/対話集会

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古賀市消防団女性部の皆さんが操法大会に向けて頑張ってくれています!

 

 

18日夜、練習をしている粕屋北部消防本部を訪ね、激励しました。新規の女性団員も大募集中です。

 

 

 

皆さん、応援よろしくお願いいたします!

 

   ◇

 

6月は環境月間。古賀市では市内全ての小学校でグリーンカーテンに取り組んでいます。環境課の企画で、子どもたちが育てたゴーヤの苗の一部を市民の皆さんにお渡しし、地球温暖化対策の輪を広げました。

 

 

 

私たち一人一人の行動が大切ですね。

 

   ◇

 

まちづくりは対話から。それぞれに異なる考えを持つ私たちが同じ場に集い、それぞれの認識を共有し、お互いに意見を出し合うことが大切だと考え、政治家になって以来、常に試行錯誤しながら実践を重ねてきています。

 

21日夜は、古賀市が前市長時代から約2年間、整備するかしないか検討を続けている道の駅についてタウンミーティングを開催しました。100人を超える皆さまにご参加いただき、約2時間、やり取りをさせていただきました。心から感謝を申し上げます。

 

 

私は産業力を強化すべきとの立場から、観光・物産と情報発信の拠点を構想する必要があると考えています。ただし、選挙では道の駅の可否を掲げていません。まちづくりの手法として道の駅を整備するかどうか、行政の継続性の観点から前市長時代からの検討を実務的に引き継いでおり、今年3月末にまとまった計画の暫定案に基づく庁内における慎重な検討と、私が発意したこうしたタウンミーティングや現在実施している意見募集での市民の皆さまのご意見などを重要な材料として、おおむね8月ごろに判断することを市議会でも明らかにしています。

 

この日夜のタウンミーティングでも、整備の可否について180度異なる意見が出され、有意義でした。こうした実践を重ね、まちづくりの様々な案件を「判断する主体」として責任を果たしてまいります。

 

   ◇

 

東京オリンピック・パラリンピックに向けて、各国のホストタウンになっている市町村の「ホストタウン首長会議」が11日に首相官邸で開かれたことは報告していましたが、このほど、その時に撮影された写真が届きました。

 

 

古賀市はお隣の福津市とともにルーマニア柔道選手団の事前キャンプを受け入れ、同国のホストタウンとなっており、私も参加しており、上の写真に写っています。さあ、どこかというと……

 

 

期せずして、首相のすぐ後ろに位置することになりました。ありがとうございました!

古賀北中を訪問/消費者交流―サツマイモ苗植え

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恒例となった小中学校への給食訪問。25日は古賀北中学校の3年5組で、生徒の皆さんと給食を美味しくいただき、意見を交換しました。

 

 

生徒の皆さんからは「中学校のグラウンドやテニスコートに芝を!」「商業施設が欲しい!」「近くにマクドナルドが欲しい!」「給食に納豆はちょっと…」「特にはないけど…(現状に満足)」など多くの意見が出ました。他のクラスの生徒さんも廊下に現れ、要望してくれました。こうして、伝えたいことを自分の言葉で伝えられるというのはいいことです。

 

 

私からは様々な問いかけに応える形で▽限られた予算をどのように優先順位をつけながらどのように配分するのが妥当か▽いろいろな立場の私たちが合意形成するにはどうしたらいいか▽今行っている何かを行わなくする選択をするならばその代わりに何かを行うことの必要性をどのように考えるか――といったことを、生徒の皆さんが一緒に考えられるように工夫してやり取りしました。

 

 

子どもたちに主権者としての意識を持ってもらえるよう、これからも給食訪問を続けます!

 

 

   ◇

 

22日、古賀市の認定農業者の皆さんが企画してくださった消費者交流会に参加しました。多くの皆さんがサツマイモの苗植えを楽しまれていました。秋が楽しみですね!

 

 

 

 

軽スポーツ・ダーツ大会へも。毎年参加をさせていただいていますが、始球(矢)式では久々に3本全て的中してよかった。開会式の挨拶では、開幕まで3カ月に迫ったラグビーW杯をPRしました。

 

 

 

この日は、保育士さんなどに古賀市内で働いていただけるよう、古賀市として初めて市内の保育園・幼稚園・認定こども園の皆さまと連携した「合同就職説明会」を開催。私も現場に参りました。また、全国屈指の板金加工技術を誇る古賀市の金属加工会社「ナダヨシ」さんが優秀板金製品技能フェアで最高の栄誉である厚生労働大臣賞を受賞したことの祝賀会にも参加させていただきました。

 

 

 

さらに、23日はラブアース・クリーンアップとして古賀海岸の清掃活動があり、多くの皆さんにご参加いただきました。

 

 

感謝します。古賀東区の運動会も盛り上がっていました。古賀市の若手事業者の方の結婚披露宴ではお祝いのスピーチを。夜は、大家敏志・参議院議員の政経フォーラムにお招きいただきました。

 

土日は市内各地の様々なイベントを回ることで、多くの皆さんと交流でき、まちづくりのヒントを得られるとてもいい機会です。学ばせていただき、感謝します。

ラグビーW杯へ機運醸成/講演会で交流/史跡案内

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ラグビーW杯の開幕が近づいてきましたね。古賀市出身の福岡堅樹選手もメディアで取り上げられる機会がさらに増えてきました。先日のTBS系の「ニュース23」によるインタビューもよかったです。

 

リーパスプラザこが交流館でもラグビーW杯コーナーを設け、機運醸成を図っています。

 

 

福岡高校の同窓会報「朝ぼらけ」の最新号でも1面トップに福岡選手のインタビューを掲載しています。私は同窓会顧問とともに広報委員も務めさせていただいており、関わりました。こちらをご覧ください。

 

さあ、みんなで福岡選手そしてラグビー日本代表を応援しましょう!

 

 

   ◇

 

28日朝は千鳥駅西口で市政報告を配布。受け取っていただいた皆さんに感謝します。高校生たちも受け取ってくれ、元気が出ました。

 

 

この日の夜は、福岡県内の様々な事業者さんたちが集う会合で講演の機会をいただきました。新聞記者と県議会議員の経験から現在の古賀市長としてのビジョンまで、約1時間お話しさせていただき、心から感謝します。

 

 

 

あらゆる立場の多くの方々と対話し、自らが主体的に思考し、長期的な視野を持ちながら目の前の為すべきことに全力で能動的に取り組み、その営みから新たなことを学び、気付き、自らの歩みにつなげていく。常にこうした意識で生き、働き、現在は日々決断を要する自治体経営を担わせていただいています。民主主義のサイクルを実効性ある形で機能させるための日々の活動、一人一人の市民の皆さまとともにまちづくりを推進するための試行錯誤とその実践についても申し上げました。

 

 

講演後、多くの激励をいただき、勇気付けられました。MAX倶楽部の皆さま、ありがとうございました!

 

   ◇

 

26日は史跡案内ボランティアの皆さんと意見交換。古賀市には国史跡・船原古墳や唐津街道・青柳宿、様々な逸話のある神社やお寺などがあり、私はこれらを魅力ある地域資源として観光などにどんどん生かしていきたいと考えています。創立15周年記念誌もいただきました。ありがとうございます!

 

 

さらに、古賀市と糟屋郡7町をエリアとするJA粕屋さんの通常総代会が27日に開催されました。議案書をめくると事業報告に自分の姿を発見!

 

 

台湾の総領事館にあたる台北駐福岡経済文化弁事処の陳忠正・処長(九州・山口の外交責任者)が古賀市を視察された時の写真。古賀市で生産されるあまおうは台湾にも輸出されており、私が陳処長をお招きし、今年3月にJA粕屋さんのご協力でハウスの生産現場を訪ねていました。さらに翌週にも台湾貿易センター台北本部のトップが視察しています。(2019年3月8日付同3月10日付ブログ参照)

 

 

都市近郊で園芸農業も大きな強みである古賀市として、生産支援はもちろん、販路拡大に向けてもしっかりと取り組んでいかなければなりません。私は既に打ち出しているまちづくりのビジョンで「産業力の強化」を掲げ、農業振興も重要なテーマに位置付けています。国際交流と観光政策の観点からも現場の農業者の皆さん、JA粕屋さんと連携して取り組みを推進していきます。

 

このほか、26~28日も朝から夜まで会議や面会など盛りだくさん。古賀市料飲店組合さんと食品衛生協会古賀支部さんの総会にも出席。「食」は古賀市のまちづくりで重要なキーワードです。古賀市子ども・子育て会議では、今年制定した子ども・子育て支援条例の理念に基づき、子どもの権利が保障され、誰もが安心して子どもを育てられる地域社会をつくっていく決意を新たに。古賀市自衛隊協力会さんや古賀市社会「同和」教育推進協議会さんの総会などにも出席しました。古賀市社会福祉協議会さんや糟屋地区の保護司の皆さんとも意見交換でき、感謝します。

男女がともに個性と能力を発揮できる地域社会へ

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男女はもちろん誰もが個人を尊重され、その個性と能力を発揮でき、幸福を追求して自己実現をめざせる社会づくりの推進は、これからの国家と地域社会にとって、とても重要です。私も県議時代から取り組んできています。

 

古賀市として、6月29日に「男女共同参画フォーラム2019」を開催しました。

 

 

主催者としての挨拶では、標語(一行詩)の最優秀作品のひとつ「どうしてだろう 女がすると当たり前 男がするとほめられる」(花鶴小学校・大神明日香さん)にも触れながら、それぞれの家庭において「家事・育児はそもそも女性がするもの」という固定的な性別役割分担意識にとらわれることなく、夫も妻も家事・育児に積極的にかかわることの重要性についても申し上げました。

 

フォーラムでは、標語(一行詩)の最優秀賞の皆さまと、第5回男女共同参画表彰「輝き☆KOGAびと」の受賞者の皆さまを、私から表彰させていただきました。表彰者の皆さまとその作品、ご功績についてはこちらをご覧ください。

 

 

 

 

今年の講演は、コミュニケーション・デザイナーの岩永真一さんに講師をお願いしました。私より1歳下の38歳と同世代。家事・育児をめぐる家庭内の実情やLGBTなど性的少数者の方々を取り巻く現状、若い世代がどのような働き方を企業に求めているのか、企業が早急に意識を改革する必要性などについて、とても分かりやすくお話しいただきました。そのうえで、社会活動、地域活動の中でのコミュニケーションのあり方を学ばせていただきました。岩永さん、ありがとうございました。

 

 

また、会場のリーパスプラザこが交流館では、古賀市で元気に活躍していただいている女性農業者の皆さまによる農産物の販売もあり、私も購入。古賀産の農産物は美味しいですよ。地産地消の拠点「コスモス館」などでも手に入れられますので、皆さまもぜひ!

通学合宿 in 青柳校区/朝どりこが スイーツコーン祭

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2日夕方は青柳校区の通学合宿へ。

 

 

1週間の期間のうちこの日は3日目。子どもたちは町川原1区公民館で寝起きし、食事や洗濯をはじめ生活全般を自らで行い、小学校に通っています。今年の参加者は5、6年生の33人!

 

 

 

地域の皆さんに支えられ、子どもたちが楽しく過ごし、たくましく育っています。私も晩ご飯の焼きそばとおにぎりとフルーチェをいただきました。美味しかった青柳小はラグビー日本代表の福岡堅樹選手の母校でもあり、もちろんW杯もPR。

 

 

みんな最後まで頑張ってほしいと思います!

 

   ◇

 

6月29日夜から30日朝にかけては大雨に警戒しながらの一夜でしたが、古賀市はほとんど降りませんでした。

 

 

30日は早朝から、若手農家の皆さんとスイートコーンを収穫。古賀市青柳のグリーンパークで「朝どり こがスイーツコーン祭」が開催され、今年は軽トラ市も同時開催しました。

 

 

 

 

イベント会場では、「スイーツコーン」の特産品化の取り組みから生まれた地域振興ヒーロー「ヨメニコーン改」の姿もありました。相変わらずの人気でした。今回、古賀市の大学生たちが開発した新たなジュース「たぴこ」も出店。「古賀産あまおう×タピオカ×健康マンナン」の商品で、ヨメニコーン改もたぴこに夢中!

 

 

 

 

なお、スイートコーンの特産品化の取り組みは、5年前のJA全国青年大会で最優秀にも輝いています。(2014年2月14日付ブログ参照)

 

市内外からご来場いただいた皆さん、開催にご尽力いただいた皆さんに心から感謝します。お疲れ様でした!

 

 

   ◇

 

2日は朝イチの庁内の会議から始まり、その後は夜まで外回り。福岡県年金協会古賀支部さんの芸能まつりでもラグビーW杯をPR!どこに行ってもPR!福岡堅樹選手のサインボールが大活躍中です🏈

 

 

染織家の中川洋子さんの個展がリーパスプラザこがの歴史資料館で始まり、おじゃましました。7日まで。

 

 

玄海そば塾さんの蕎麦も美味しくいただきました。感謝!

 

 

母校・古賀中で講演/高校生と子ども・子育ての対話

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2日、古賀中学校の「卒業生 母校に帰る」で講演しました。

 

 

 

 

3年生がこれからの人生の歩みを考えていくうえで、少しでも参考になるように意識をして話をしました。私の中高生時代、大学時代、そして新聞記者と県議・市長としての経験に触れながら、「夢をもつこと、そして、その夢に向かって目の前のことに一生懸命に取り組むことの大切さ」を伝えました。

 

 

これからの進路に向けて、人生の歩みに向けて、みんな頑張れ!

 

この日の夜は、青柳校区の通学合宿を訪ねた後、対話集会を開催しました。古賀市商工会建設業部会さんにお声かけいただき、私から市政運営の基本理念とまちづくりの具体的な方針をお伝えし、皆さんと意見を交換しました。

 

 

こうした場はどんどんつくっていきますので、ぜひ市役所にご連絡ください。古賀市まちづくり出前講座のNo.1です。(こちら

 

   ◇

 

高校生との対話!

 

 

今年制定した子ども・子育て支援条例を広く市民の皆さまに伝えていくため、古賀市は古賀竟成館高校と玄界高校の生徒さんたちと力を合わせて情報発信に取り組みます。

 

 

 

3日はキックオフとして、条例の意義を私から説明し、自由に意見を交換。子どもを取り巻く課題解決に向けた本質的な提起もあり、とても有意義でした。チルドレン・ファースト、子どもの感性をまちづくりにつなげていくことは、私の大切な公約。高校生たちの頑張りに期待大です!

 

   ◇

 

参院選が公示した4日は、粕屋地区防犯協会の理事会と総会が開催されました。私は会長を務めています。

 

 

粕屋地区1市7町の様々な団体の皆さまと協力し、子どもの安全安心の確保、性犯罪の抑止、高齢者を狙った詐欺の撲滅など地域の安全活動を一層推進していく決意を新たにしました。


給食訪問で主権者教育/米国独立記念祭で交流

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恒例の給食訪問!

 

 

5日は古賀西小学校を訪ね、6年3組の子どもたちと一緒に美味しくいただきました。食べている最中から質問がスタート。もちろん食べた後も質問タイム。「市長の仕事って?」「どんなまちにしていきたいのか?」などなど。いろいろ聞いてもらえてよかったです。主権者としての意識を持つきっかけになったかな。 

 

 

古賀市出身でラグビー日本代表の福岡堅樹選手の活躍を紹介し、W杯を盛り上げよう!とも。

 

 

 

そうそう、校長室の前にはカブトムシがいました。見つけるとワクワクしますね~。

 

 

   ◇

 

この日の夜は、アメリカ合衆国の独立記念祭にお招きいただきました。

 

 

県議時代から参加しており、在福岡米国領事館のジョイ・M・サクライ首席領事をはじめ領事館の皆さま、日米親善にご尽力いただいている民間企業、県議会、自治体などの皆さまとも交流できました。

 

サクライ首席領事はまもなく帰国されます。これからも日米の架け橋になるとの決意を述べられました。これからもよろしくお願いいたします!写真は日米議連の先輩、守谷正人県議(福岡市城南区)とサクライ首席領事を囲んで。

 

 

そして、会場には、古賀市に立地していただいているピエトロさんも出展されていました。 ハワイでもレストランが人気で、ドレッシングは西海岸でも販売さ。地元市長としてとてもうれしいですね。

 

自由と平等を考える―俳優座・有馬理恵さん講演

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自由と平等。私たちの社会は基本的人権が保障されなければなりません。日本国憲法第13条は個人の尊重と幸福追求権を定めており、私は最も重要な条文と認識しています。

 

そして、古賀市は私たち一人一人が大切にされ、自己実現を図れる地域社会をめざしています。

 

6日は「古賀市同和問題を考える市民のつどい」を開催し、俳優座所属の有馬理恵さんをお招きしました。強く強く心揺さぶられる話でした。有馬さんは高校時代、小説家・水上勉(1919-2004)の劇作「釈迦内柩唄(しゃかないひつぎうた)」の公演を観て衝撃を受け、芝居の道へ。この作品をライフワークとしています。

 

 

この日の講演で、この作品の意義、有馬さんご自身の体験とあらゆる差別を許さない強い意志を伝えてくださいました。戦争の悲惨さ、人権と平和の尊さ、そして、人間の弱さとそれを克服できる強さ。私たちはどのように生きていくべきかーー。

 

私たち一人一人が真剣に考え、実践していけば、この世界と日本社会、私たちの暮らしはもっとよくなる。今日の学びに感謝し、明日からも歩んでいきたいと心から思える一日でした。有馬さんに心から感謝を申し上げます。

日系人の皆さんとの国際交流/ゆる旅ガイドが完成

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古賀市の舞の里小学校で国際交流!私も懐かしい再会!

 

福岡県は世界各地に県人会のネットワークがあり、県出身の日系人の皆さんとのつながりを大切にしています。9日は米国や中南米など9カ国から訪問団が来校。日本の昔遊びなどを通じて交流を深めました。

 

 

 

 

メンバーには、私が県議時代に福岡県に留学していたパラグアイの山崎亜希さんとペルーの松藤カルロスさんもいて、3年ぶりの再会!お声掛けに感謝です!

 

 

皆さんは移住した祖父母をはじめ先人の故郷である日本、福岡県との懸け橋。古賀市としてもこうした交流の機会をこれからも大切にしていきたいですね。

 

 

   ◇

 

古賀市を含む筑前玄海エリアの広域的な観光振興をめざし、御朱印マップ「ゆる旅ガイド」を作成しました。

 

 

魅力ある神社やお寺、近くの美味しいお店を紹介し、周遊できるように構成しています。ぜひ遊びに来てください!データはこちら

 

   ◇

 

6、7両日は、既に報告している古賀市同和問題を考える市民のつどいのほかにも、古賀市生活と健康を守る会さんの総会、やまびこ幼稚園さんの「やまフェス」、古賀市民体育大会(県民体育大会の選考会)、部落解放同盟古賀・新宮地区協議会さんの定期大会などにも出席しました。

 

明るい社会づくり運動の皆さまによる戦没者慰霊祭もあり、先の大戦で亡くなられた方々に哀悼の誠を捧げ、世界の恒久平和を祈りました。挨拶では、戦争体験者から当時の話を直接聞き取り、戦争を体験していない私たち世代が「追体験」をする重要性について申し上げ、参加者の皆さまと平和をめざした取り組みを一層推進する決意を共有させていただきました。

福岡東医療センター「感染症センター」で合同訓練

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私たちの命を守るためには、医療体制が確実に整備されていなければなりません。

 

古賀市の国立病院機構・福岡東医療センターは、福岡県で唯一、エボラ出血熱などの1類感染症患者を受け入れることができる「第1種感染症指定医療機関」です。私が県議時代の2014年7月に県として指定しました。9日、福岡東医療センターの「感染症センター」で研修と合同訓練があり、地元市長として参加しました。

 

 

研修では、患者発生時の搬送手順などを確認したうえで、治療にあたる際の医師や看護師ら医療従事者が使用する防護具の着脱を実際に体験しました。

 

 

 

 

 

 

その後、室圧を管理することで病室内の空気は外に漏れないなどの構造を有する感染症病床を視察しました。

 

福岡県は、国が示した病床の配置基準に基づき、1類感染症(エボラ出血熱など)や2類感染症(鳥インフルエンザなど)、新型インフルエンザの患者などに対応できる「第1種感染症指定医療機関」(県全体で2床)と、2類感染症や新型インフルエンザの患者などに対応できる「第2種感染症指定医療機関」(県内4ブロックの合計で64床)を指定しなければなりません。これら指定医療機関は、重大な感染症の発生に備え、感染症の医療経験のある医師が勤務し、感染防止のための専用施設、設備を整備します。

 

そして、福岡東医療センターは県内で唯一、第1種と第2種の感染症指定医療機関に指定されており、第1種として2床(つまり県全体で整備すべき病床の全て)、第2種として10床を整備しています。詳しくは福岡県のHPをご参照ください。(こちら

 

なお、私は県議時代、小川洋知事と感染症指定医療機関の重要性とまん延防止にかかわる安全性について本会議でやり取りをしています。知事は私の質問に対する答弁で、「感染症法に基づき、感染症患者が入院する際には、外来者と接触しない入院経路が確保される。それから感染症患者が入院治療をしている病室の空気が室外に漏れない構造にすることが求められている。また、医療従事者が患者に直接接触する際は、マスクや専用のガウンを着用すること、感染症患者に使用した注射器等を廃棄する際は消毒を行うこととされている。このように外来者や他の入院患者、医療従事者への感染防止について万全が期されており、感染症指定医療機関は安全性が担保されている」と説明しています。もちろん、私も同じ認識です。

子どもたちに「正しく話して思いを伝える」よろこびを

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自分の思いや考えを、自分の言葉で他の人に伝えることは、私たちが生きていくうえでとても大切です。「話すこと」「書くこと」はコミュニケーションの起点であり、特に、子どものころからしっかりと体得していくことが求められます。

 

12日、フリーアナウンサーの中村なぎささんと意見交換する機会をいただきました。中村さんは私と同世代で、元サガテレビ(フジテレビ系列)のアナウンサー。地方局のアナウンサーですので、記者のように現場を駆け、ディレクターも務められてきました。

 

 

現在はTVQのニュース番組に出演しながら、古賀市文化協会にも所属し、子どもたちに「正しい日本語を使い、分かりやすく伝える表現と技術」を教える活動をされています。「夏休み子ども体験教室」でも「子どもアナウンス教室」の先生として開講。毎日新聞にも昨年11月に掲載された「こどもアナウンス発声協会」の講師でもあります。

 

 

パソコンや携帯電話の普及などにより、私たちはこれまで以上に「顔を合わせて話す」コミュニケーションを意識しなければなりません。こうした機会をつくっていただけることはとてもありがたく思います。

 

私は大学時代、放送研究会に所属し、アナウンサーも志望していました。結果として新聞記者を経て、政治家となりましたが、「言葉で自分の考えを伝える」ことは共通しており、常に強く意識をしています。共通の知人もいて、この日の意見交換はとても楽しく、盛り上がりました。

 

 

今後もよろしくお願いいたします!

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